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ロックされています  下克上!!~高校野球編~  名前: ウッチー  日時: 2013/03/23 16:32 修正2回 HOME  
      
始めての投稿となります。ウッチーと申します。
これから、がんばります。

復活!!高校野球編!!2年生編!?3年生編!?と、1年生で終わった!リョウ達の空白の1年半が明らかに!!
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Page: [1] [2] [3]
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ロックされています   Re: 下克上!!~高校野球編~  名前:ウッチー  日時: 2013/03/23 17:08 修正3回 No. 1  HOME  
       
プロローグ


内田「僕の名前は、内田 椋!」
??「何やってんだ!リョウ」
内田「あ、カズ」
カズ「リョウ、何やってんだよ。学校遅れんぞ」

彼の名前は 真田 一寿。これから、僕と同じ、大洲学園高校通う。あと、カズは僕と小さい頃からの親友で、よくキャッチボールをしたなぁ。

カズ「速くしねーと、入学式に遅れるぞ」

内田「分かったよ!置いて行かないでヽ(´o`;」


大洲学園

校長「新入生の諸君、この大洲学園高校に入学してくれて有難う。これから、3年間!部活と勉強を頑張ってください」



体育館
内田「僕らは、2組かぁ」
カズ「これから、1年よろしくな」
内田「よろしく」


1年2組の教室

城山「これから、1年間お前らの担任をすることになった。城山だ」

よろしくお願いします

城山「あと、これを来週の月曜までに出すこと。良いな」

クラスに入部表が渡された

はい!


内田「カズは、何部にはいるの?」
カズ「やっぱ、高校といえば、野球しょっ」
内田「カズは、野球うまいからね」
カズ「リョウ、おまえは?」
内田「まだ悩んでる」
カズ「一緒に、野球部に入ろーぜ」
内田「僕、下手だけど良いの?」
カズ「構いやしないさ」
内田「有難う(≧∇≦)カズ!」


っていうわけで月曜


城山「ほう。内田と真田は野球部か」

内田・カズ「はい!」
城山「2組は、お前らだけだぞ。野球部」
カズ「そうなんですか?」
城山「ああ。ウチは弱小だから、野球をやる奴は、基本…大洲高校か帝京第5に行くからな」

カズ「そ、そうなんですか」


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ロックされています   Re: 下克上!!~高校野球編~  名前:ウッチー  日時: 2013/03/23 17:56 修正1回 No. 2  HOME  
       
第1話 入部
入部当日

城山「新しく監督になった。城山だ!宜しく」

2年「宜しくお願いします」

城山「あとは、キャプテンは…っと」

??「はい!」
城山「おまえは…っと、ああ、道國か」
道國「はい!」
城山「あとは、頼むな」

道國「新入部の諸君と言っても、2人か」

内田「(少なっ!)」

道國「えーと、メガネの子から」

内田「え!?ぼ、ぼ、僕の名前は内田 椋です。よろしくお願いします」
道國「はっははっ、そんなに緊張しなくても良いよ。あと、希望ポジションは?」
内田「どこでも良いです!」

カズ「俺の名前は、真田一寿です。希望ポジションは、投手です」
道國「最後は、気迫がすごいね」


城山「挨拶終わったか?」
道國「はい。たった今、終わりました」

城山「ウチの部は1年を合わしても15人しか居ない。あと、今は3年がいないんだ」

カズ「(へー。3年が一人も居ないんだ)」
城山「おい!真田!今、3年が一人も居ないんだと思っただろ!」
カズ「ギクッ!」
城山「なんだ!図星か。一人だけ要るっちゃぁ居るんだが、停学になって居る馬鹿がいるんだ」
内田「そうなんですか」
城山「そうだ!次は、2年自己紹介しろ」

道國「キャプテンの道國 忠雄だ。ポジションは、センターだ。宜しく」
芳野「エースの芳野 弘道だ」
真樹「田中 真樹だ。真樹でいいぜ!あと、ポジションは右翼手だ」
神山「神山 信吾です。遊撃手を守っています」
富士「富士 隆夫だ!宜しくポジションは投手」
原田「原田 無量だ!ポジションは捕手」
柳田「柳田 敏夫だ!坊主ども宜しくな!」
健太「敏夫!ポジいってねーだろ!こいつは、一塁手!俺は榎 健太!ポジは三塁手!」


城山「あれ?これだけか?」
道國「監督。言い忘れてたんですが、山野と谷、嵐野、原は辞めました、今日付で」
城山「な、何だとぉぉぉ」

内田「マジで」
道國「こんな、弱いチームじゃあ、甲子園なんかに行けるもんかと、言って」
城山「今、ここにいるのは」
道國「10人です」
城山「あの馬鹿をいれて、11人か」
道國「あの人は、いつ帰ってくるんですか?」
城山「5月の頭だ」

内田・カズ「これから、どうすんだよ。このチーム」
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ロックされています   Re: 下克上!!~高校野球編~  名前:ウッチー  日時: 2013/03/23 19:16  No. 3    
       
能力

道國 忠雄(みちくに ただお) 2年3組
右 右
2 F E D E F F
ポジ センター
サブ セカンド
得能
三振 エラー バント○

芳野 弘道(よしの ひろみち)2年1組
左 右
136km E B
スライダー2 カーブ3
1E F F D E G
サブ ライト
得能
ノビ2 キレ2 安定度2 短気 四球
クイック4

田中 真樹(たなか まき) 2年4組
左 左
2 F D E D E E
ポジ ライト
サブ ショート セカンド レフト
得能
走塁2 盗塁2 送球4

神山 信吾(かみやま しんご)2年3組
左 右
3 F D E E D F
ポジ ショート
サブ サード
得能
送球4 併殺

富士 隆夫(ふじ たかお)2年4組
右 両
127km D E
シンカー3
1 D G E D E E
サブ キャッチャー
得能
キレ4 ノビ2 緩急○ シュート回転

原田 無量(はらだ むりょう)2年1組
右 両
3 F G F D E F
ポジ キャッチャー
サブ ファースト
得能
PH 対エース○ チャンス2 対左2

柳田 敏夫(やなぎだ としお)2年2組
左 右
2 F E F E C D
ポジ ファースト
サブ レフト
得能
守備職人 バント職人 安定度4
チャンス2 対左2

榎 健太(えのき けんた)
左 両(右でも左と同じ距離を投げれる)
ポジ サード
サブ ライト
2 D E D E F F
サブ
チャンス4 対左4 安定度2
三振 エラー

真田 一寿(さなだ かずとし)1年2組
左 左
136km D C
Hスライダー2 スクリュー3
2 E E E D E E
得能
ノビ4 キレ4 ポーカーフェイス

内田 椋(うちだ りょう)1年2組
右 右
2 F G F F G G
ポジ レフト(仮)
得能
チャンス1 対左1 安定度2 送球2 盗塁2
走塁2 エラー 三振 併殺 怪我しにくさ2
ヘッドスライディング
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ロックされています   Re: 下克上!!~高校野球編~  名前:ウッチー  日時: 2013/03/23 19:35  No. 4    
       
スタティングオーダー(昨年)

1 中 道國 .166 0本 0打点
2 遊 神山 .000 0本 0打点
3 二 田中 .166 0本 0打点
4 一 原田 .166 0本 0打点
5 投 芳野 .000 0本 0打点 防27.0
6 捕 富士 .000 0本 0打点 防11.25
7 右 榎 .166 0本 0打点
8 左 柳田 .000 0本 0打点
9 三 嵐野 .000 0本 0打点

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ロックされています   Re: 下克上!!~高校野球編~  名前:ウッチー  日時: 2013/03/23 20:03  No. 5    
       
第2話 練習?新キャプテン!?

4月18日

道國「今日は、自主練だ!」
カズ「じ、自主練!?」
道國「ああ、自主練だ!」
カズ「はーい」
道國「嫌そうだな?真田」
カズ「そんな訳じゃあ」

内田「カズぅ〜!キャッチしようよ」
道國「友達が呼んでるぞ」
カズ「お、おう」

シュッ

パシン
カズ「ここの先輩、やる気あるのかな」

内田「分からない」

??「道國が、皆をまとめれないんだなこれが」
カズ・内田「!?」
??「よっ!ルーキー」
内田「えーと、確か、貴方は」
富士「富士 隆夫だよ」
カズ「富士先輩どうしてです?」
富士「顔は熱血スポーツマンだが、根は小心者なんだよ」
内田「そうなんですか」

城山「おい!そこ!練習ちゃんとしろ!」
富士「お、怖い監督さんが来た。まぁ、何かあったら相談に乗ってやるよ」
内田「あ、有難うございます」

城山「真田、ちょっと話があるんだが」
カズ「何ですか?監督」
城山「GWに合宿を考えているんだが、お前はどうだ?」
カズ「そんな事は、キャプテンに聞いてくださいよ」

道國「真田!お前が決めろよ」
内田「キャ、キャプテン!?」
道國「そうだ!お前が今からキャプテンな」

カズ「えぇぇぇー」
城山「お、それいいな」
道國「監督の許しが出たぞ」
城山「道國!全員集めろ!」
道國「はいっ!」


田中「監督からの話ってなんだ?」
芳野「さあな」
健太「敏夫。お前、何かしたんじゃないだろうな」
柳田「俺は何もしてねぇーよ」

城山「えー、道國キャプテン改め、真田をキャプテンにする」

田中・健太・柳田・原田
「何ぃぃぃぃ」
芳野「何だと!」
神山「それはなんですか!」
富士「はっははっ!監督さんも面白い事する人だ」

城山「これは、道國からの要望だ」

芳野「道國!どういう事だ!説明しろ」
道國「俺は小心者だ!だから、野球経験者の真田が適任だと思ったからだ!」

城山「皆、文句はないな」

はーーい。
城山「返事は短く」
はいっ!

城山「で、合宿の件だが」
カズ「なら、行きましょう!合宿に」

え〜〜〜
内田「僕も、強くなりたいから行きたい」
城山「決まりだな」
記事修正  削除

ロックされています   Re: 下克上!!~高校野球編~  名前:ウッチー  日時: 2013/03/23 20:41  No. 6    
       
第3話 他校の練習試合観戦

城山「えー、今日は 帝京第5と済美高校の練習試合を見に行く!」

はいっ!

内田「隆さん、何で急に練習試合観戦何でしょうか」
富士「監督さんの考える事だ分からない」

城山「サッサっとバスに乗り込め!」


某球場

城山「お、丁度だな」


審判「これより。帝京第5と済美高校の試合を開始する!整列」

ザッ
審判「礼!」

お願いします!!

審判「プレイボール!」

アナウンス「1回の表 帝京第5の攻撃は1番 ショート 2年福山君」

シュッ グググッ バシーン

審判「ストライクッ!」

道國「なんだ!あの変化球は!?」
城山「富士、速球は」
富士「138kmです」
城山「真田、さっきの変化球は何か分かるか」
カズ「多分、スライダーだと」
城山「正解!」

審判「ストライク!バッターアウッ!」

アナウンス「2番 ファースト3年 湊君」

コクンッ

ザッ シュッ ギュィィィン
ブン
ズパーーン

審判「ストライクッ!」

道國「おい!たか!さっきの何キロだった」
富士「マジかよ」
道國「なにが、マジかよなんだよ」
富士「ありえねーだろ。これ」
城山「どれどれ。ハッ」

内田「監督どうかしましたか?」
城山「おいおい。あいつ何年だよ」

ドドン 157km

内田「1、157!?」

ドヨ
会場がどよめいた

「157kmだって?」
「それじゃあ、プロ並じゃあ」
「違うぞ!メジャー級だ!」

審判「ストライクッ!バッターアウト!スリーアウト、チェンジ!」


カズ「この回、三者凡退か」

アナウンス「1回の裏 済美高校の攻撃は 1番 センター 矢代君」

健太「矢代は、2年の夏からエース背負ってるから、抑えれ…」

キンィ ポーン

健太「え?」

スッ 腕を高くあげた

矢代「え?先頭打者本塁打!?」

帝京第5 0
済美高 1

健太「あの、矢代が!先頭打者本塁打を打たれた!」




審判「ゲームセット」
アナウンス「この試合は37対0で済美高校が勝ちました」

有難うございましたっ!
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ロックされています   Re: 下克上!!~高校野球編~  名前:ウッチー  日時: 2013/03/23 21:24 修正2回 No. 7  HOME  
       
第4話 合宿

内田「あの、済美と帝京の試合は凄かったな」
カズ「というよりも、済美の独壇場だったな」

富士「おーい!リョウにカズ!」
内田「あ、隆さん!」
カズ「隆さん、どうしたんっす」
富士「どうしたもないよ!今日から合宿だぜ」
内田・カズ「あっ!忘れてた!」
富士「必要な物は、なかったから良い物を、今度から気をつけろよ」
内田・カズ「分かりました」

城山「今日から合宿だ!バスに乗り込め!」

とある球場

城山「今日からここで、5日間練習をする」
全員「はいっ!」

城山「早速、練習だ!」
カズ「まずは、何をします?」
城山「トスバッティングだ!」
全員「はいっ!」

ヒョイ キンィ
道國「結構、飛んだぜ」

ヒョイ スカッ

ヒョイ スカッ
内田「あれ?」

城山「次は!ノックだ」
全員「はいっ!」

キンィ ズダッタッタ パシッ シュッ
田中「よし!」

キンィ ズダッタッタ パシッ シュッ
芳野「フン」

キンィ スタッタッタ スゴッ ズサー ポン
内田「・・」
全員「ハッハッ(苦笑)」

城山「今日はここまで!」
全員「有難うございましたっ!」


ホテル

内田「ガク」
カズ「大丈夫か?リョウ」
内田「失敗ばかり」
カズ「頑張れ!」
内田「頑張れ!頑張れ!っていつもいつも!僕には、カズ見たいに才能なんかないんだ!」
カズ「イラ」

パシン

内田「いたっ!なにすんだ!」
カズ「才能がないだの、弱いだのってほざくな!最初っから才能のある奴なんかいない!俺だって、最初は下手だったど、練習を続けて行くうちに上手くなっただけだ!」
内田「御免」
カズ「これから、毎晩一緒に練習をしよ」
内田「あ、あり」

バンッ
道國「カズ!お前だけいいカッコはさせられないぜ!」
田中「俺らにも手伝わせろや」
健太「水くせぇよ、俺らがいるのによ」
富士「困ったら、相談しろっていたじゃんか」
芳野「仕方ない。この僕も特別に手伝ってあげるぞ」
柳田「俺にだっていいカッコさせろや」
原田「しゃーね!手伝ってやるよ!」
神山「私も、手伝ってあげるよ」

内田「有難う…」
道國「その言葉は強くなってからな!」
内田「はいっ!」
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ロックされています   Re: 下克上!!~高校野球編~  名前:ウッチー  日時: 2013/03/23 22:14  No. 8    
       
第5話 危険人物?が帰ってくる!!

城山「えー、今日からあの大馬鹿が帰ってくるぞ」

道國「とうとう、帰ってきちゃた」
城山「おい!来い!」

??「へい!みちっ!元気にしてかよ」
グリグリ
道國「先輩こそ!」

カズ「貴方は誰ですか?」

??「あっ?お前らこそ誰だ?」
カズ「今年入った、1年の真田一寿です」
内田「同じく…1年の内田椋です」
??「おう!リョウにカズトシ宜しくな」

城山「サッサっと、挨拶せんか!」
??「あんたは?」
城山「新しい監督だ!」
獅子「新しい監督か!おっと!オレッの名前は獅子 剛だ!宜しくな」

田中「獅子先輩!お久しぶりです!」
獅子「お!マキ!お久!あれ?騒がしくないと思ったら、あの4人衆はどうした」
田中「嵐野と谷、原、山野は辞めました」
獅子「あの4人は、骨がねぇーな」

カズ「(なんだ、この先輩は!メチャクチャ過ぎる)」
道國「カズ!メチャクチャ過ぎると思っているだろぅ?」
カズ「毎度毎度!なんで心の中を読むんですか!」
道國「悪りぃ悪りぃ!あの人は、あの性格のせいで、停学になってしまたんだ」
カズ「え?」
道國「確か、あの人は今、19歳だったはずだ」
カズ「何があったんですか?」
道國「確かあれは、去年の5月だったけ?」


道國「あれは、確か練習試合の4回の表の俺らの攻撃中で、獅子さんの打席で、デッドボールになり乱闘で停学に」
カズ「それって、唯の短気じゃあ」
道國「確かにな」

城山「これから、バッティングマシーンを使った!練習をするぞ!設定は140km」
全員「はいっ!」
城山「まず、内田から」

スカッ スカッ スカッ スカッ チギンィ
内田「やった!掠った!」
城山「次やるぞ!」
内田「はい!」

スカッ スカッ スカッ キンィ コロコロ…
キィィン ピューン ポーン
城山「内田!10打数の1安打」
内田「有難うございました」

順当に終わり
城山「最後!獅子」
獅子「オレッのバッティングを見せてやるぜ」
スカッ スカッ スカッ スカッ スカッ
スカッ スカッ スカッ スカッ スカッ

獅子「オッマイガ!」
全員「全然ブランクあるじゃん」
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ロックされています   Re: 下克上!!~高校野球編~  名前:ウッチー  日時: 2013/03/24 08:51 修正1回 No. 9  HOME  
       
第6話 夜の猛特訓スタート!!

内田「ふっぅー!シャワー気持ち良かったぁ」

カズ「リョウ!行くぞ!」
内田「えっ?何処に?」
カズ「決まってんだろ?特訓だよ」
内田「え?今日から?」
カズ「そう!今日からだ!早くしろよ。先輩たちが待ってから」
内田「僕のために、カズや先輩たちがやってくれるんだ!頑張らなくちゃ」




富士「ようやく来たか!」
道國「おせぇーぞ!リョウ」
カズ「そんなら、行くか」

内田「残りの先輩たちは?」
道國「ああ、先に行って準備してもらってる」
内田「そうなんですか?」

球場

田中「おっせーよ!」
神山「待ってましたよ」
道國「悪りぃ悪りぃ!」
芳野「始めるぞ」

カズ「リョウ!初めはバッティングだ!」
内田「え?バッティングマシーンが無いのに」
カズ「無くてやれる!」
内田「どうやって?」
カズ「俺と隆さん、芳野先輩が投げる!それを打っていけ」
内田「あ、うん」


芳野「まずは、エースの僕が」
内田「宜しくお願いします!」

シュッ
内田「よし!今だ!」
スカッ パシン

芳野「まだまだ」

シュッ スカッ シュッ スカッ
シュッ スカッ シュッ スカッ

芳野「ハァハァ、まだまだ」
シュッ
内田「今だ!」
キィン フラフラ ポスッ
内田「当たった?」
カズ「良かったな!リョウ」

2時間後

富士「おりゃあぁぁ」
シュッ
キィィン ヒューン ポーン
カズ「次は、変化球だ!」
内田「わかった!」

富士「おりゃ」
シュッ ククッ スカッ ポスッ
シュッ ククッ スカッ ポスッ

カズ「タイミング、タイミング」
シュッ ククッ スカッ ポスッ
シュッ ククッ スカッ ポスッ


道國「もう、12時前だ、今日はやめよう」
内田「ハァハァ ハァハァ は…い」
カズ「かなりばててんな」

フラッ バタンッ
カズ「おい!リョウ!」
内田「ぐぉおおぉぉぉ」
道國「疲れっちまたみたいだな」
カズ「そうですね」
道國「カズ、真樹!こいつを部屋まで運んでやれ」
カズ・真樹「はいっ!」
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ロックされています   Re: 下克上!!~高校野球編~  名前:ウッチー  日時: 2013/03/24 22:17  No. 10    
       
第7話 朝の特訓と合宿2日目始動

AM4時

内田「ぐぉおおぉぉぉ」
ピッピッピッピ
内田「うん、うっ」
カズ「ようやく起きたか」
内田「今…何時?」
カズ「4時だ」
内田「まだ4時か、あと1時間は寝させて」
カズ「朝の特訓をするぞ!」
内田「朝もやるの〜!」
カズ「そうだ」

球場
内田「フワァァァ」
カズ「朝は基本走り込みだ」
内田「お、おう」

カズ「行くぞ!」
内田「分かった」

スッタッタッ スッタッタッ
スッタッタッ スッタッタッ

30分後
内田「ハァハァ ハァハァ」
スッタッタッ スッタッタッ
スッタッタッ スッタッタッ

更に30分後
内田「ゼェゼェ ゼェゼェ」
フラフラ フラフラ
フラフラ フラフラ

10分後
バタンッ
内田「ゼェゼェゼェゼェ ハァハァ」
カズ「お疲れ!ほれ、スポーツドリンク」
ヒョイ
パシッ
内田「あ、有難う」
ゴク ゴク

内田「フゥー」
カズ「飲んだら、あと1時間40分頑張れ」
内田「ぎゃあああぁぁぉ」

1時間40分後

道國「よーし、今日も張り切りますか」
キィィ
田中「なんだ?あれ?」
神山「何でしょう?」
芳野「何だろうな」

健太「おい!起きろ!敏夫!!」
柳田「ぐぅうぅぅぅ」
富士「柳っちゃん、爆睡だね!ひひひっ」
健太「なにしてるんだ?忠雄?」
道國「あれ?何だと思う?」
健太「ボロ雑巾みたいだな」
富士「まさか?リョウじゃねーだろなぁ」
道國「そんな訳あるか」
はっはははっは

ヒョイ
カズ「先輩方お早うございます」
道國「カズがいるってことは?」

リョウオオオォォォォォ
パッ ドカッ
柳田「ッつぅ〜。ここは?球場?」

城山「朝から騒がしいなぁ」
道國「か、監督!リョウが!」
城山「リョウがどうしたって?」
道國「ボロ雑巾みたいに転がってます!」
城山「な、何だとぉぉ」

10分後
内田「あれ?道國先輩?」
道國「良かったぁ、目が覚めて」
内田「あれ?さっきまで、走り込みをしてたのに」
道國「走り込み…。カァズゥゥ」
田中「おめぇー!やり過ぎなんだよぉぉ」
富士「やり過ぎだな」
カズ「テヘッ」

城山「おーい、練習始めるぞ」
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ロックされています   Re: 下克上!!~高校野球編~  名前:ウッチー  日時: 2013/03/25 00:43  No. 11    
       
第8話 地獄の千本ノック!?

城山「今日は、守備練で千本ノックをするぞ!」

千本ノックゥゥ〜
城山「あ、言っとくが一人千本だからな!」
えーー!

城山「嫌なのか!甲子園に行きたいんじゃあないのか!」
道國「はいっ!」
城山「今から始めるぞ!」

城山「まず、道國!」
道國「はいっ!」

城山「まず、1本目!」

キィン ズダッタッタ パシィン
道國「よしっ!」
城山「次々行くぞ!」

キィン ズダッタッタ パシィン
キィン ズダッタッタ パシィン

150球目
キィン スタッタッタ パシィン
道國「ハァハァ ハァハァ」

345球目
道國「ハァハァ ハァハァ」
キィン スタッタッタ ズサー パシィン
カズ「道國先輩!ナイス守備」

395球目
キィン スタッタッタ
神山「抜かした!?」

カズ「千本ノックの怖さが見え始めたかな?」

キィン スタッタッタ カスッ ポーン
ギィン
富士「打球が速い!」
スタッタッタ キヂィ シューン

532球目
道國「もう駄目です」
フラッ バタンッ

ダッ
内田「せんぱぁい!大丈夫か?」
道國「大丈夫だ」

城山「道國をベンチに寝かしてやれ」
内田「はいっ!」

城山「次は」

ゾゾゾ
城山「田中!お前だ」
田中「俺っすか」
城山「そうだ」
田中「シクシク」
ポン
健太「泣くな」

その後、選手たちが悲鳴を上げたのは言うまでもない

道國「ゼェゼェゼェゼェ」
田中「ハァハァ ハァハァ」
芳野「フゥー フゥー」
神山「ハァハァ ハァハァ」
富士「ハァハァ これはマジで、ハァハァ やばい」
健太「以下同じ ハァハァ」
チラッ
健太「敏夫の奴、また寝てるし」

城山「ハァハァ あと1年の2人と獅子!」
内田・カズ・獅子「はいっ!」
城山「まずは、獅子!3年の力を見せてやってくれ」
獅子「まっかせなあ」

30分後
獅子「もう駄目」
2年「早っ!」

城山「次、リョウ」
内田「はいっ!」

キィン スタッタッタ パシィン
内田「よしっ!取れた」
城山「まだまだ」
キィン

435球目
キィン スタッタッタ パーン ポーン
道國「弾いた!?」
記事修正  削除

ロックされています   Re: 下克上!!~高校野球編~  名前:ウッチー  日時: 2013/03/25 15:09  No. 12    
       
城山「おい、リョウもうやめるか?」
内田「自分は下手なのでまだやります!」
城山「お、その意気込みは良いぞ!」

キィン スタッタッタ
カズ「抜ける!」
内田「どりゃああぁぁ」
道國「ダ、ダイビングキャッチ!?」
パシィン ズサァー
城山「その調子だ!」

692球目
内田「ハァハァ ハァハァ」
キィン スタッタッタ パシィン

850球目
キィン スタッタッタ スカッ パーン
キィン スタッタッタ チギィ パーン

980球目
城山「あともう少しだ!頑張れ」
キィン スッ タッ タッ ポスッ

996球目
キィン ドテッ パーン
内田「つ…次…お、お願いします」
キィン スタッタッタ パシィン
田中「リョウ!あと3球だ頑張れ!」
キィン スタッタッタ パーン
カズ「あと、2球」
キィン ポテポテ ポスッ
城山「ラスト!」
ギュィィィィン
城山「しまっ」
カズ「避けろぉぉぉ」

フッ スゥゥ パァァァァァン
シューー
道國「取りやがった」
芳野「あの強烈なライナーを」

フラッ バタァン
カズ「リョウ!大丈夫か」
道國「おいおい、マジかよ。リョウの奴、4時から7時ぐらいまで走っていて、疲れてんのにやり遂げやがった」
城山「道國!リョウを運んでやってくれ」
道國「はいっ!」


道國「よっと」
内田「・・・・」
道國「こいつは、根性だけはあるんだな」
神山「そうですね」
道國「俺らが全員出来なかった千本ノックをクリアーしっちまたからな」

道國「よいしょ」
内田「・・・・」
健太「よく頑張ったな」
柳田「ぐぉおおぉぉぉ」
健太「って、おめぇーは!良い加減起きろ!」

ドカッ ベジッ ドカッ
柳田「なんで、体が痛いんだ?」
健太「知るか(怒)」


道國「次は、カズか」
神山「そうですね」
道國「さぁ、お手本を見せてもらいますか」
田中「あと、監督体力有り過ぎ」

城山「いくぞ!」
カズ「はいっ」


その後カズが千本ノックをクリアーしたのは言うまでもない

カズ「おい!俺のシーンは」
道國「ないみたいだね」
カズ「がくっ」
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ロックされています   Re: 下克上!!~高校野球編~  名前:ウッチー  日時: 2013/03/25 15:42  No. 13    
       
第9話 もう一人の新入部員!?


城山「全員集合!」
全員「はいっ!」
??「監督、あのぉ」
内田「?」

内田がいつの間にかに復活

城山「お前は誰だ?」
??「城山監督!酷いじゃないですか」
城山「何がだ」
??「ずっと、オレのこと忘れてるんですから」
城山「忘れるってなんだ?ってお前は何年だその前に」
??「オレですか、酷いです。城山監督の受け持つ1年2組の生徒なのに」
城山「そうなのか。始めて見た顔だな」
道國「その前に、君何部?」
??「野球部です!」
城山・道國「えっ?」

城山は、全入部届けを見た
城山「しまっ」
道國「居たか?新入部員挨拶の時」
城山「すまん、道國、俺の手違いだ」
道國「え?」
城山「彼も今年入っていた。樋口だ」
道國「えっぇぇぇぇー」

内田「僕も初めて見た」
カズ「俺も」

クラスメートなのに初めて見たと言う内田とカズ

城山「改めて、自己紹介を頼む!樋口」

樋口「はいっ!オレの名前は樋口 颯人!中学時代は、全国大会に行ったことがあります!希望ホジションは捕手です」

カズ「あっ!思い出した!」
内田「何を?」
カズ「あいつだよ!」
内田「樋口のこと?」
カズ「ああ、確かあいつは、中学時代の盗塁阻止率が確かぁ?.917だったはずだ」
富士「はぁ!91.7%だと!?」
カズ「はい。俺も一度戦ったことがあります」
富士「そうなのか!」
カズ「俺らが完全敗北してしまいました」
富士「え?あいつが居たチームは強かったのか?」
カズ「いやそこまでは、あいつが尋常じゃないほど強過ぎるんです。確か、中学時代でもうプロでもやっていけるレベルだと聞いたことがあります」
富士「そんなに強い奴なのか?あいつは」
カズ「はい」
内田「でも、新聞や学校で騒がれてなかったよね?」
カズ「あ、それは普段は眼鏡をかけているからだと思う。かけていたら、普通に大人しいと聞いたことが」
内田「そういえば、眼鏡をかけている時の顔は見たことあるな」
カズ「しかもあいつは、二刀流だ!」
富士「二刀流ったら、プロで言う大谷じゃねぇーかよ」
内田「うちの部ていうとカズ見たいな感じだね」
カズ「奴はスタミナとコントロールを付ければ投手でもやって行けるレベルだ」
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ロックされています   Re: 下克上!!~高校野球編~  名前:ウッチー  日時: 2013/03/25 16:01 修正2回 No. 14  HOME  
       
第10話 注目のあいつとカズ

あの爆弾?発言から30分後

内田「樋口、君はなんでこの学校を選んだんだ」
ウンウン 他の部員が頷く
樋口「それは、弱小チームを甲子園に連れて行くのが夢だからな」
カズ「それいいなぁ!」
樋口「そんじゃあ、1年2組の力で甲子園いくぞぉ!」
内田・カズ「おぉぉぉ」

道國「樋口ってどこ中出身?」
樋口「広島大学付属中学です」
道國「超名門じゃないか!」

「あ、颯人キュンだ!」
樋口「!ご、ごめんなさい!ちょっと用事が」
道國「あ、ああ」

ダッタタッタッタ
樋口は全速力で逃げた

ドドドドドッ
道國「な、なんだぁ!」

ドカァーン
道國「ぐぎゃあぁぁぁ」

「待ってぇぇ、颯人キュゥゥン」
内田「あんなに、追っかけが」
カズ「流石、中学時代に女子が第2ボタンが欲しい男子に選ばれただけはあるな」
内田「そんなのあんの?」
カズ「因みに、俺は8位」
内田「去りげに自慢ですか」

ハァー


樋口「ハァー、ようやく帰ってくれたよ」
内田「人気者は大変だね」
カズ「あ、リョウ。もうそろそろ」
内田「今日もやるの」
カズ「そうだ!努力することが大切だ!」
樋口「なにを?やるの」
内田「夜の特訓だよ」
樋口「夜の特訓!?」

内田は昨日と今朝のことを話した
樋口「おい!真田これはやり過ぎたと思うぞ」
カズ「やっぱり」
樋口「内田、今日はゆっくり休め」
内田「良いの?」
樋口「オレが許す」
カズ「そんじゃあ、先輩たちに行ってくる」
内田「なにを?」
カズ「特訓のことだよ!今日は、休め」

ギィィ バタン


樋口「良かったな。内田」
内田「うん」
樋口「内田って、真田と小さいからの仲だってな」
内田「あ、うん。それと、僕の事はリョウで良いよ」
樋口「そうか、そんじゃあ。リョウ!オレのこともなんでも呼んで良いぜ」
内田「それなら、ひぐっちで」
樋口「良いぜ。ひぐっちで」

内田「ひぐっちって、ライバルとかいるの?」
樋口「いるぜ。リョウ、お前も知ってるやつだ」
内田「まさか、カズ」
樋口「そう、真田だ」
内田「なぜ?」
樋口「あいつだけなんだよ。オレの送球でも刺せなかった選手は」

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ロックされています   下克上!!~高校野球編~  名前:ウッチー  日時: 2013/03/25 17:53 修正1回 No. 15  HOME  
       
第11話 合宿3日目

城山「昨日は、樋口。済まなかった」
樋口「構いませんよ」
城山「そうか。それなら、今日は、走塁の練習!」


城山「手本を樋口見せてやってくれ」
樋口「はいっ!」

ズダッダッダ ザァァ ズダッダッダ ザァァ
ズダッダッダ ザァァ ズダッダッダ ザァァ
樋口「こんなものですか?」
城山「ああ、100点だ」

各自が走塁の練習をし始めた

樋口「真樹さん、そうじゃなくて」
田中「え?こうか」
樋口「こうです!」
田中「どうだよ!」


内田「真樹さんって、走塁下手なんですね」
道國「ああ、あいつは盗塁はできる癖に走塁が出来ないんだ」

城山「次は、スライディングの練習だぁ!」
全員「はいっ!」
城山「えーと、芳野はボールを投げ、富士はセカンドに投げろ!獅子と神山はセカンドのカバー。残ったものが走れ!」

城山「まず、カズ」
カズ「はいっ」

シュッ
ズダッダッダ パシィン
シュッ
カズ「おら!」
ザァァ
パシィン タンッ

城山「ナイス!ラン」
カズ「よし!」

城山「次!リョウ!」
内田「はいっ!」

カズ「まだ、リョウの奴。スライディングの練習をしてないのに」
道國「それマジかよ」

シュッ
ズダッダッダ パシィン
シュッ
リョウ「おらあぁぁぁぁ」
ズサァー

城山「うん?あのスライディングは」
パシィン
神山「完全にアウトです」
スッ
全員「なっ!?」
ダンッ

道國「なんなんだ!あのスライディングは!」
カズ「あれはまさか!」
樋口「ああ、あれはフックスライディングだな」
道國「フックスライディング!?」
樋口「はいっ!走者が野手と接触する時に膝を「く」の字に曲げたたまま、ベースにフックをかけるように滑り込んで、野手の隙をついて曲げた足先でベースにタッチする技法です」

城山「そんな技術をリョウの奴知ってやがったな」

内田「やったぁー!成功した!ミ○フルの猪○みたいにうまく行った!始めてやったけど」

城山「リョウのやつ凄いな」
樋口「すげぇなあいつ」
カズ「打法もミ○フルから取り入れたらしいぜ」
樋口「そうなのか

城山「次!」

こうして、合宿3日目も暮れていった
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ロックされています   Re: 下克上!!~高校野球編~  名前:ウッチー  日時: 2013/03/25 18:51  No. 16    
       
第12話 合宿最終日!練習試合!

城山「今日は、練習試合がある!」
道國「練習試合ですか!」
城山「ああ、お前らがどこまで成長したか見るためのな」

内田「おっ、練習試合だって!」
カズ「ようやく、試合で投げたい」

城山「スターティングオーダーを発表する」

1番 中 2年 道國 忠雄
2番 三 2年 榎 健太
3番 投 1年 真田 一寿
4番 捕 1年 樋口 颯人
5番 一 2年 原田 無量
6番 二 2年 田中 真樹
7番 遊 2年 神山 信吾
8番 右 2年 柳田 敏夫
9番 左 1年 内田 椋

城山「の、メンバーで挑む!」
全員「はいっ!」

内田「よしっ!スタメン!」
カズ「おめっとさん」
内田「カズもがんばってね!」
樋口「一緒にがんばろーな」

道國「監督!対戦相手はどこですか?」
城山「言い忘れていたな」

ゴクンッ

城山「相手は、去年の夏の甲子園大会ベスト8の北海道の洞爺湖高校だ!」
道國「洞爺湖高校っていたら」
神山「かなり、プロ野球選手を排出している高校です」
道國「そんな、強豪とよく練習を組めましたね」

城山「それか、洞爺湖高校の監督が元チームメイトの岬 昌也なんだ」
道國「岬 昌也っていたら、入団から18年間ずっとレフトのスタメンを外されなかった外野の鬼じゃないですか」
城山「お、やつのことをしてたのか」
神山「有名ですしね」

ブロロロォ

城山「来たな」

??「ここが愛媛県の某球場ですか」
??「そうだ!ここにいる…」

城山「よっ!昌也さん久しぶりです」
岬「城山も元気そうだな」
城山「昌也さんこそ!」

??「この人は誰です?」
岬「お、一也か。元チームメイトだ」
裃「1年の裃 一也です」
城山「今日は宜しくな」
岬「そろそら、試合始めましょうか」

洞爺湖高校のスターティングオーダー

1番 二 3年 中田 和樹
2番 左 2年 佐藤 満茂
3番 捕 1年 三野 蹕未
4番 投 1年 裃 一也
5番 一 3年 山田 良樹
6番 三 2年 荒島 婀
7番 遊 3年 下北沢 證
8番 中 2年 子山 一
9番 右 3年 裃 徹
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ロックされています   Re: 下克上!!~高校野球編~  名前:ウッチー  日時: 2013/03/25 19:22  No. 17    
       
第13話 全国という壁

審判「整列」

ザッ
審判「これより、大洲学園高校対洞爺湖高校の試合を開始する!礼!」

お願いします!

城山「新生大洲学園を見せてやれ!」
全員「はいっ!」


アナウンス「1回の表 洞爺湖高校の攻撃は1番 セカンド 中田君」

中田「宜しくお願いします」
ペコッ

審判「プレイボール!」


樋口「(うんじゃ、まずは内角低めに思いっきり来い)」

コクン
ザッ ダンッ シュッ シュン パァァァァン

カズ「ふぅー」
審判「ストライクッ!」

カズ「(あれ?なんか、球が前より走ってる?)」

パァァァァン パァァァァン
審判「スライック!バッターアウッ!」

2番も見事三振に打ち取った

アナウンス「3番 キャッチャー 三野君」

三野「宜しくお願いします」

僕らは、ベスト8を多少なりとも舐めていた。それがあんな結果にあるとは知らずに

カズ「ハァハァ ハァハァ」

シュッ スカッ スパーーン
審判「ストライク!バッターアウッ!スリーアウト!ゲームセット」

審判「整列!礼!」
有難うございました


城山「いい勉強になりました」
岬「私たちなら、いつでも胸を貸しますよ」


内田「カズ…」

カズ「なんで、あんなに打たれるんだ!」



1回の表
樋口「(低めにスクリューだ)」

シュッ ククッ
樋口「(良し注文通り)」

グッ ダンッ ブン ギィィィィン ギュィィィィン

ドンッ ポーン

サッ ポト
樋口「本塁打!?」

そこから、カズは崩れ始めた

キィン
内田「わっと」
パシィン シュン

僕らは全国という壁にぶち当たってしました。
結果は17対2で敗北した。


内田「気にしない!気にしない!これから夏までにあと2ヶ月あるんだ!強くなって見返せばいいよ!」
樋口「リョウの言うとうりだな」

カズ「・・・・・・」
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ロックされています   Re: 下克上!!~高校野球編~  名前:ウッチー  日時: 2013/03/25 23:01  No. 18    
       
第14話 新球種!

あの激動の合宿から1ヶ月が経とうとしていた。

ザァァァ

内田「今日も室内トレーニングかぁ」
樋口「そういうなよ。トレーニングだって大切だぜ」
内田「分かってんだけど、やっぱり土の上でやるの良いんだよ」

カズ「おーい、颯人!」
樋口「なんだ?カズ」
カズ「ブルペン室で俺の球を受けてくれないか?」
樋口「別に構いはしないが?」
カズ「リョウは、バットを持ってきてくれ」
内田「あ、うん」


ブルペン室

内田「こんな所で打ったら怒られるよ!」
カズ「打たなくていいから、バッターボックスに立ってさくれるか?」
内田「いいけど。実践的投球をしたいていえば良いのに」
カズ「はっはは、今回は違うぜ」

内田「どこが違うんだよ!いつもと変わらないと思うけど」

カズ「いっとくが、今回は新球種を試したいんだよ」

内田・樋口「し、新球種!?」
カズ「ああ、あれから1ヶ月。俺は悩んだ…自分にしかない武器は何かを…そしたら、新球種に行き着いた!」
樋口「成る程な」
内田「成る程!で、僕たちにアイデアを聞こうと」
カズ「そゆこと」
樋口・内田「いいぜ!」

樋口「どう変化すかだが」
カズ「変化球がいいんだが」
内田「バッターとしては、落ちる球が厄介だよ」
樋口「確かに」

内田「暇だ!ひぐっちゃん!僕投げてみたいから。受けて」
樋口「おいおい。リョウお前は、外野手だろ!それに」
カズ「少しなら構わねーぜ」
樋口「仕方ねーな。20球だけだぞ」

ダンッ シュッ スパーーン
樋口「リョウ、結構良い球投げるな」
内田「へっ!こっそり練習してたんだ」
樋口「お前も投手狙ってんのか」
内田「ひぐっちゃんみたいになりたいだけだよ」
樋口「そうか」
内田「次は、変化球ね!まぁ、一つしか覚えてないけど」

ダンッ シュッ クッ スパーーン
樋口「変化球じゃねーじゃねーか」

カズ「あ、そうか!」
樋口「なにが、そうかなんだ」
カズ「あまり変化しない球だよ!そして」
内田「それ、ただのSFFじゃん」
カズ「ス…」
内田「僕より、野球やってるのに知らないの?SFFはスプリットフィンガーファストだよ」
樋口「聞いたことあるぞ!確か、20世紀最後の魔球だっけ」
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ロックされています   Re: 下克上!!~高校野球編~  名前:ウッチー  日時: 2013/03/25 23:48  No. 19    
       
内田「そうだよ。SFFは直球とほぼ同じスピードで打者の手元で落ちる球だからね」
カズ「覚えてみようかなぁ」
内田「カズは野球センスあるからすぐ覚えれると思うよ」

リョウは、カズにSFFの投げ方を教えた

カズ「颯人!受けてくれ」
樋口「ああ、いつでも来い!」

シュッ ギュィィィィン クッ パァァァァン

内田「一発かよ!」

カズはSFFを覚えた

内田「あ、思いついた!」
樋口「なにをだよ」
内田「オリジナル変化球を」
カズ「どんなんだよ」
内田「SFFの性能でフォークやパームみたいに落ちる球」
樋口「成る程!そう言うことか」
カズ「なにが!?俺にも教えろよ」
樋口「悪い悪い。平たく言えば、直球がフォークみたいにカクンと落ちる球のこと」
カズ「そういうことか!」
内田「これに、リリースが入れば…」
樋口「ほぼ、勘でしか当てれないボールになる」
カズ「え?」
内田「リリースがあれば、直球と変化球のモーションが、同じになるかどっちか分からないが、遅いか速いかで見分けられるが、SFFの性能を持ったフォークだと直前でしか判断ができない!」
カズ「すげぇぇ」

樋口「よし、覚える準備するか!」
内田「あと、覚えるためには…第1関節の力で落とさなければならないから、時間がかかるかもしれない」
樋口「あ、そうか」
カズ「なぜ?」
樋口「SFFはフォークと違ってあまり挟み込まないだろ?フォークと同じぐらい落とすなら…通常の選手のフォークの握りの力ぐらいは必要になる」
カズ「そんなに!」
樋口「SFFをかなり投げ込めばいいと思うが、それだけさじゃダメだよな。SFFを投げれる人全員が行き着いてしまうし」

??「それなら、押し出すようにやればいいぜ」

樋口「その声は?」
内田「隆さん!」
富士「よっ!」
樋口「あ!パームの原理か!」
富士「そういうこと」

樋口「カズ!」
カズ「おう!こうやって 、よしっ!」

シュッ ギュィィィィン ググググ ドゴォン

カズ「完成した!俺だけの変化球!」
富士「名前はどうするんだ」
カズ「名前?」
富士「お前だけの変化球なんだ、名前をつけてやれ」
カズ「じゃあ、S・Fフォークで」
富士「決まりだな」
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