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Hiro-kun! 日時: 2012/08/06 22:21 |
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小説とか、書くの久々で、かなり下手くそなので、あしからず\(__)
一打 Glory
某刻某日、炎天下… この日は、決して記憶の片隅に留めては置けない大活躍の日となったんだ! 清々しい程に透き通る金属音を発して、唸るゴム材質の球が網製のフェンスを悠々と飛び越える。 「ヤッタァァァア!!オレら、優勝だぁぁあ!!!」 チーム全員が、俺の元へと駆け寄る。 「俺が居て、負けるなんてあり得ないって!」 さも連戦連勝が当たり前のような振る舞いを取ってるのが、俺、加賀翔真(かが しょうま)だ。 投げてもよし! 打ってもよし! 守ってもよし! これほどのセンスを兼ね備えちゃってるベースボール・プレーヤーなんて、日本列島津々浦々どこを探しても居ないだろうな! それほどまでに、事野球に関しては強かったと自負している。 「あのぉ、えっと、おめでとうございますぅ…」 同期の田島 彰(たじま あきら)が観客席際の自陣から、蚊の鳴く声よりも小さな声で囁く。 さながら風貌は、のび太を彷彿させるようだ。 野球が弱くて、いっつも居るだけになってる… 毎日のように、練習してると聞いたけど、あれは嘘だ!と言わせるかのような旨さだけどな。 「ぼく、!加賀君に、憧れてるんです!!」 言葉は正確に言った方がいいぞ?それじゃあ、何に憧れてるんだか解らんから… 「やったなぁ!加賀!お前のスタンドプレー、監督の俺は胸打たれたぞ!!将来が楽しみだなぁ!」 監督含め、チームの皆が俺をもてはやす。 そりゃ当然!! こんだけ強けりゃ、近い将来甲子園なんて目じゃないさ! そこからスカウトが来て、プロの仲間入りして、年俸ガッポガッポな生活して、死ぬまで安泰…… いい人生設計だ… およそ、八年前の武勇伝…………
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