個別記事閲覧 Re: 輝け!ハマの星! の感想スレ 名前:ナナシ日時: 2012/12/04 05:34 修正1回 No. 10
      
>>9について『神の視点』について述ましたが、一例を挙げておきます。

(ex)

顔が熱く、火照っている。真っ赤になっているのが、自分でも分かるくらいに。
心臓の脈打つ音が、どんどん速く、大きく、鳴り上げる。足も小刻みに、震えてきた。
一度、大きく息を吸った。すぅーっと。そして、あおいは口を開いた。

「あたし、パワプロ君のことが……好きです」
「えっ……」

パワプロは唖然とした。自分の中の時間が止まってしまったかのように、身体が一瞬で固まる。
返事をすることも出来ずに、あおいの目を見つめた。今にも感情が溢れ出して、泣き出してしまいそうな、そんな目だった。
信じられない。まさかあおいが――自分のことが好きだったんて。

即興な文章なので雑なところはお許しください。。。
『好きです』まではあおいちゃんの視点になっていますが、『唖然とした』からはパワプロ自身の言動なので、パワプロに視点が移動していますね。

これが典型的な『神の視点』(まあ途中で心理描写の視点が移動しているだけでこんな大層な言葉を使っていいものか分かりませんが。。。)というやつですね。
あくまで『心理描写の視点の移動』ですので、勘違いなさらぬようにしてください。。。

以上、神の視点について理解していただけたら嬉しいです。