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2番大城(おおき)がバッターボックスに入った。 陽介「先頭だし……まあいいか」 俺は思い切って第一球を投げ込んだ、だがボールは、右打席に立っている大城の背中の後ろを通り抜けた。 ボールはバックネットに一直線に進み最後はバックネットに当たり大きな音をたてた。 速球表示は147km/h、このまま俺は全力で投げ続けた。 第二球は田中の頭をはるかに越えるボール、三球目も四球目もストライクゾーンを通る気配のないボールだった。だがどのボールも145km/h以上の速球であった。 藤井「天海、お前大丈夫か? コントロールメチャクチャじゃねえかよ」 陽介「ええ、もう大丈夫ですよ」 西城学院の3番打者清水が左打席に入った。豪快なスイング、当たってしまえば140M級の本塁打になりそうだ。 俺は肩を回し深呼吸をしてからセットポジションに入った。 初球、投じた球は田中がジャンプしてギリギリだが捕球した。 もう一度深呼吸をしてセットポジションに入った。このとき清水からはスイングする気が全く伝わってこなかった。 初球、リリースの瞬間になにかを感じた。 その投じたストレートは俺の狙った外角低めに構える田中のミットに吸い込まれた。 清水は手が出る筈がなかった。完全に見逃す構えだったからだ、審判は「ストライク!」とコールした。 このときようやく俺は自分のリズムを掴みはじめた。 藤井「とんでもないな、あれがストライクゾーンに入ったのを見ると……148km/hか……やっぱり化け物だな。天海陽介」 二球目は高めのボールだったが清水はスイングしてきた。快音が響き渡り、打球はライトポールのわずかに右横、ファールだったが飛距離は130M近く飛んだだろう。 西城学院のクリーンナップは伊達じゃなかった。こんな打球を打つ打者がまだ二人も控えているとなると体中に寒気が走る。 約九ヶ月ぶりの試合でのマウンドが都内最強打線……運が悪すぎるなこれ…… 5話END
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