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悠莉「ごめん……陽介くん」 皆沢…じゃなくて悠莉が俺に頭を下げていた。俺は今は保健室で治療した。なぜかは結構簡単だ。 こいつの嘘泣きの所為で俺は指を突き指してしまった。 しかもこいつをかばって!。 悠莉「でも本当に悪いのは陽介くんだよ、わたしのことまったく名前で呼ばないんだもん!」 陽介「お、なんだ! 逆ギレか? 逆ギレなのか? 喧嘩売って来たら買ってやるぞ」 悠莉「売らない! 売らない!……絶対」 急に皆さ…悠莉の声が小さくなった。最後だけ聞き取れなかった。 陽介「もう帰るか、今日は」 俺はパイプ椅子から腰を上げた。 陽介「で? さっき言った二つ目の条件はどうすんだ?」 皆…じゃなくて悠莉顔を覗き込むとニッコリと笑って頷きこう言った。 悠莉「もちろん従ってね! だってわたしの言うことは絶対…」 陽介「じゃない」 ?「ちょっと、ちょっと、悠莉ちゃん」 保険の先生、見える水樫(みずがし)先生が手招きした。 なんだろう? 一体? 盗み聞きするか。 保健室の中の会話に耳を傾けたが……なん、にも! 聞こえん!!! 「ねえ、悠莉ちゃん、ところで彼ってあなたのこれ?」 水樫は小指を立てて耳まで真っ赤にしてあやふやな事を言う悠莉を見てクスクスと笑っていた。 悠莉「な、ななな、なんでそう思うんですか!!」 水樫「慌て過ぎ慌て過ぎ、理由は簡単、悠莉ちゃんがすごく楽しそうだから」 悠莉「確かにすごく楽しいですよ、でも……違いますよこれじゃないです」 悠莉は小指を立てて笑った。 悠莉「それでは、もう帰ります」 水樫「じゃあ」 俺は悠莉が保健室から出てきたところをよ〜く狙い、横からおどかした。 悠莉は拳を固く握り、冷や汗をかきながらその場に座り込み縮こまった。 陽介「そんなに、ビビるか?」 悠莉「わたしは……するの……」 涙目で言われて少し罪悪感を感じた。 だがすぐに気持ちを入れ替えて、思いっきり! 悠莉の腕を引っ張って、無理矢理立たせた。 陽介「ほら、さっさと帰るぞ!」 悠莉は俺の言葉に大きく頷くと俺の左隣に立った。そして俺らは校舎から少しずつ、少しずつ遠くなっていった。 14話END
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