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〜〜〜「19話 まだ……駄目だった」〜〜〜 準決勝、VS2ーAは序盤、6点のリードを許すが、4回に一挙11得点!? と自分たちも驚く得点を叩き出した。 最終的なスコアを見てみると、14ー12……何やってんだ。 たった5イニングでここまで点が入るパターンは一つしかない。 そう、エラーだ。1ーD、7エラー。3ーA、8エラー。 正直、俺はこの試合野球のEってヒットだっけ? と、思考が変なことになっていた。 両チーム合わせて15エラーと言うのはさすがに、イライラの次にある呆れを通り越して笑いしか出てこない。 勝ったは勝ったけど勝った気がしない。むしろ負けた気分だ。 「よっしゃー! 勝ったぞー! なんとか決勝戦進出だ!」 うんうん、おめでとう笹巻。それよりうるさいさいから黙って欲しいな。 ふむ、決勝はもう片方の準決勝が終わり次第開始だけど……まだ2回表か、終わりはだいぶ先か。 「天海くん、皆沢さんのバスケ見に行きません? 準決勝がそろそろ始まることですよ」 七宮が体育館の方を指差した。 「うーん、まあ、行くか」 俺は少し顎に手を当てて考えたが、結果行くことにした。 だが別に悠莉の試合している姿を見に行く訳ではない。ただ、確認しに行くだけだ。 悠莉の試合していたのは第一体育館だった。グランドから最も遠い。 試合は1ーDが押されていた。この球技大会のバスケのルールは前半、後半に分けて10分ずつ、 つまり合計20分だ。今はそのうちの約14分を消費していた。 スコアは……19ー24、5点ビハインドか、まあ悠莉なら軽く追い抜くんじゃねえかな? ……あいつが本調子ならな。 「やっぱりだ」 七宮が俺のつぶやきに反応した。 「左足、引きずってますね」 「ああ」 まさかのまさかだ。あいつ、もう完全に限界じゃねえか。 遠目でもわかる、悠莉の顔が険しい。もうやめといたほうがいいんじゃないか?。 時間制のバスケは、野球のように試合のリズムをスローペースにして試合終了時間を引き延ばすことは出来ない。 試合終了は刻一刻と近づいていた。残り1分、32ー23、ゲームオーバーか。 この試合は、悠莉のシュートが外れてほどなくして試合終了のブザーがコート内に響き渡った。
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