スレッド
一覧
新規
スレッド
ワード
検索
過去
ログ
ホームに
戻る
ザツダン
掲示板へ
記事観覧
> 記事修正フォーム
記事修正フォーム
題名
名前
コメント
沈黙する舞空高校、そのどんよりしたムードのまま試合ははじまった。 投球練習を終えた陽介は、ロジンを手にとっていた。 「天海、嫌な予感しかしない。あいつら、この前と全然体つきが違う」 「藤井さん、知ってます? 俺って一試合3点以上取られたことないんですよ。 だからまあ、安心して見てて下さいよ」 藤井さんは頷くとサードの守備の定位置に歩いて戻った。 さーて、軽くひねってやりますか。陽介はロジンを地面に置くと、田中のサインに二度首を振り、三度目のサインに頷いた。 振りかぶった。 「悠斗、全員のスペックは限界値まで上げてある。9人で陽介に対抗出来るかはお前の采配にかかってるだぞ」 「わかってる」 鶴崎は先頭打者、左打席に入っている中野を見る。わかっているな。肉体改造で50m5秒台まで早くなったお前ならセーフになれる。 初球だ。必ず決めろ。 初球、陽介のボールはアウトロー、最もやりやすいコースだ。行け!。 マウンド上と陽介は目を大きく見開いた。 中野はスイングしていない。 だがバットにボールは当たった。セーフティバントだ。 陽介は急いでマウンドを駆け降りる。だが三塁線上に完璧転がったゴロに陽介が追いつく筈がない。 藤井さんが処理したが、間に合わない。 くそっ、いきなりやられた。ノーアウトのランナーか。向こうはどう攻めてくる?。 強引にくるか? それとも丁寧に少しずつ点を重ねてくるか?。 バッターボックスを見ると2番佐伯が既にバッターボックスに入っている。 陽介は田中のサインを確認する。縦スラかまあこのサインに異論はない。 陽介はサインに頷くと一度ランナーを目で牽制し、セットポジションで本塁へ投球した。 またバント、一点ずつとってくる気か。バカだな、俺に対してじゃあ一個のアウトの無駄も残念な結果に繋がるんだぜ。 今度は藤井さんがもうダッシュボールに突っ込んで来ただが二塁は間に合わないと判断した藤井さんは一塁へ送球。アウト、ワンナウト二塁。 そして次打席に入るのは3番ピッチャー渡里 光(わたり こう)一年らしい。 陽介はセットポジションから渡里に対する初球を投じた。
0文字/1000文字
文字の色
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
イメージ
パワプロくん
矢部くん
猪狩守くん
猪狩進くん
阿畑さん
早川さん
友沢くん
橘さん
六道さん
久遠くん(11,13)
犬河くん(11)
猫神くん(11)
絵里さん(11)
六道さん(制服)
蛇島くん(13)
みこさん(14)
ボール(イラスト)
野球用具
球場1
球場2
球場・喜び
球場・整列
甲子園・外
バッティング
バント
スライディング
ピッチング
キャッチャー
守備
打つ瞬間
審判
応援団
学校
教室
携帯電話
スマートフォン
パソコン
飛行機
管理者用
[
イメージ参照
]
URL
パスワード
(修正不可能)
クッキー保存