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キインとバットは音を立てた。ふらふらと上がった打球はセカンド、ショート、センターのど真ん中に落ちた。 打球を処理したのはセンターの金子、金子は本塁へ送球しようとしていたが、 ランナーは既に本塁の手前まで来ていたため、あきらめた金子はボールを一塁へ送球した。 「は?」桐生さんがボールの行方に疑問を持っていた。 自分がボールを呼んだのに手元にボールは来ていないからという単純な理由だ。 金子の投げたボールはダイレクトでファーストのミットの中に収まった。 そしてタッチ。結果は驚きのアウト。桐生さんは金子の頭を「ナイス」と言いながらバシバシ叩いた。 「陽介! ドンマイたったの一点だ」 何がたったの一点だ。お前は知ってるだろ。俺が初回に点取られたことないことを!。 陽介は舌打ちしながら地面を蹴飛ばした。 「まさか、陽介から初回に点取れるとはな。よし! 思い切って振ってこい兼村」 鶴崎は兼村の背中を思いっきり叩いて打席へ送り出した。 だがこのとき鶴崎も天海陽介は本当に化け物だと実感させられた。 兼村のバットは一度もボールに当たることなく三球三振。しかもすべてど真ん中のストレート。 「A何キロ出てた?」 「初球148、、二球目も148、ラストが149」 鶴崎は笑ったが完全に苦笑いだ。 そして鶴崎は思った。 あいつは力の制御でもできるのか? 安定しすぎだろ。 「くっそが!」 陽介はベンチを蹴飛ばしてグローブをベンチの奥に投げつけた。 「そんなに荒れるなよ。点取られたのが別に今がはじめてじゃないだろ」 藤井さんは俺の投げたグローブを拾い、ベンチの奥に置いた。 「……はじめてですよ。初回に点を取られたのは」 「まじで!? 陽介、おまえ凄すぎ!」 信司さんはヘルメットを探しながら笑う。どうやら自分のヘルメットが見つかったようだ。 ヘルメットを左手で持ち、85cmのバットを右手に握りベンチを出た。 「まあ、安心しろよ。5点くらいとってやるから」 5点って4番の俺も協力しないととれないだろ。
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