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「あっれ〜こんなに速かったんだ〜」 信司さんは肩にバットを担いで投球練習をする渡利を見る。 だいたい140届かないくらいが平均か?。それにしてもサウスポーだからな。 「打てそうですか?」 涼がベンチの入り口あたりで座り込んだ状態で信司さんに話しかけた。 信司さんは涼を見ると微笑んだ。 「俺が期待を裏切ったことがあるか?」 涼は5秒くらい硬直すると、ソッポを向いた。 「後で藤井さんにでも聞いてみます」 信司さんがダイヤモンドのほうを見ると、慌てて打席へ向かった。 信司さんは打席に入ると地面を慣らし、バットを渡利に向け。 「お前らなんかしゃべれよおぉぉおお!!!」 と大声で叫ぶ。 だが全員スルー。洗脳でもされたか? 信司さんかわいそうだ。 やがて信司さんは構えた。渡利がノーワインドアップか初球を投じた。 インハイだ。信司さんはそのボールをきっちりとミートした。 キインと軽快な打球音がグランド内に響くと打球はショートの頭上。 ショートの西はジャンプした。するとボールは西のグローブの先に引っ掛かった。 アウトだ。この打球がアウトになると厳しいぞ。 2番の涼は5球目のチェンジアップを芯でとらえるも、打球は悲運にファーストの真正面。 両方ともヒット性の当たりだったんだが……ツーアウトか。 「なかなかの守備だな」 信司さん、の負け惜しみにも聞こえる発言を隣で金子は耳にした。 「陽介、落ちつけよ。そんな状態で打席回ってきたら三振するぞ」 田中が手でメガホンをつくり、この距離では無駄な音量の声をだす。 てか余計な御世話だ。 桐生さんが打ったのは3球目だろう。質のいい快音が響き、誰もがヒットと思ったが、 ピッチャーの渡利が右手を上に突き上げるとグローブの中にボールが入った。 スリーアウト、チェンジか。すべてヒット性の当たりだったんだが。 まあ、俺は俺の投球に集中するか。 そう考え陽介はネクストバッターサークルを立ち、ヘルメットを帽子に、バットをグローブに持ち替え、マウンドへ向かった。 〜〜〜「23話 VS舞空高校」〜〜〜
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