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地震発生から3時間46分。 陽介は目を覚ました。だが起きた際に目に入ったのは見たことのない天井だった。 見えたのは冷たいコンクリートの天井、そしてなぜか体が動かない。 陽介は首、腰、両腕、両足を固定されてなにか実験に使われるような机の上に大の字で寝かされていた。 「どこだよここ」ずっと思っていたワードが陽介の口から漏れた。 するとドアを開けた音とともに一人の男が入ってきた。 「やあ、気分はどうだい。天海陽介くん」 「ここどこだ! この鎖外せ!」 そう陽介が言って腕に目一杯の力を込めて右手を上へ上げると陽介の手を固定していた鎖が千切れた。 その男より陽介のほうが驚いた。思わず「えっ」と口から漏れた。 陽介は解放された右手で鎖を触った。 新しい、全然老朽化はしていない。自力で千切れるっておかしい、絶対何かある。 陽介は試しに左腕でも同じことを試した。すると、こっちでも鎖は千切れた。 今度は両腕を使って首の鎖を千切った。自分が怖くなってきたがこの縛られた状況から早く脱したいと思う気持ちで足、胴の鎖を手で引き千切った。 「それが君の本性だ」 男は陽介の目をジッと見ながら言った。陽介は目を逸らすと「あんた、名前は」とつぶやいた。すると男は「Aと呼んでくれ」と言った。 「試してみよう」そうAは言うと陽介の腹を貫いた。 えっ……死ぬ? ……のか? ……ここで? っざけんなよ。この歳で、死ねるかよ!。 陽介がそう考えた刹那、腰の辺りから赤っぽい色をした陽介の身長の1.5倍くらいの長さで電柱くらいの太さの爪のようなものが8本飛び出てきた。 陽介はそれを見て息をのんだ。 「なんだ……これ……」 Aは空いている左手でわずかに生えているヒゲを触りながら難しい顔をしていた。 そしてこう思った。 これは、悠斗がいなければ…やられるかもしれんな。 「いってえ……さっさと……病院行かねえとな……腹に穴空いちまったよ、塞がんのかな……この穴」 この爪が陽介の意思で動かせることに気がついた陽介はその爪でAの右手を肘の辺りから切り裂いた。 Aの右手は陽介の腹に刺さったままだった。陽介は痛みに耐えながらその腕を抜いた。 そして傷口を見ながらボソッとつぶやいた。 「なんだよ…これ…傷が、塞がってく」
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