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めずらしくやる気になったというのに、世界は無慈悲だね〜。スコアボードを見てみよう。5回裏ツーアウトで四対二、二点ビハインド尚もランナー二塁(辻本)。俺のやられた四失点のうち一失点は自責点に入らないものだが…ってそんなことはどうでもいい!。 なんで、こんなに簡単に打てるんだよ……。2番ファースト辻本、今日3打数3安打1本塁打4打点。 また、こいつ一人にやられるのかよ。くそ! 腹立つ! なぜ? なぜこいつは抑え込めないんだ? 今までこんな感覚一度もなかった……。 俺はたとえ10点取られてもなんとも思わず投げ続けたこともある。4の4をやられたこともある。でも、こんな感覚にはなったことがない。 これが、本当の悔しさなのか? 俺は今まで悔しいと思っても、次の日の朝には忘れてた。なのにこの感覚は……忘れれそうにねえ。 せめて一回くらいは、打ち取ろう。 俺はグローブを脇に挟み、両手でボールを拭う。グローブを左手にはめると手の中でボールを数回回した。 前屈みになって捕手の鬼塚 宏人(おにつか ひろと)のサインを覗き込む、出たサインに頷く。 今考えると宏人って投げやすいな、体はデカイしミットの構えも大きい、シニアの捕手よりレベル高いんじゃないのか?。 それで打たれたってことは俺は辻本の足元にも及ばないってわけだ。……ははは、辻本死ねばいいのに、てか俺より上手いやつ全員死ね!。 って、そんなこと実際起きても考えても悲しいだけだな。 俺は辻本を一度目で牽制してセットポジションに入る。それから数回、無駄に辻本を睨みつけ味方からも「早く投げろ!」っと野次を飛ばされたところで投球動作をスタート。 ノーワインドアップから足を上げるとその足を前に蹴り出し、出来るだけ打者にボールが見えないように意識して頭の後ろまで手を持ってくる。柔軟性のある俺は他人と比較して長い時間ボールが体に隠れているらしい。これだけでも打ちにくいのだがそれに追加される球持ちの良さ。この球持ちの良さはフィニッシュの後腕を体に巻きつけるようなイメージでないとイマイチ自分でしっくりこない。 まあこんなの気休めみたいなもんだよね?。 俺の投じた球は宏人の構えた外角低めに強烈なスピンの効いたストレートが決まった。 ノリノリの球審の右手が上がる。 うん、この瞬間は気分がいい。
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