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もう一球行こうか、うん、宏人も同じこと考えてた。なんか今日はいい感じなんだけどなー。ボコスカ打たれてるよ。 今度は無駄に辻本を睨みつけず、いつものテンポで投球した。今度は構えた所に行かなかったがストライクカウントは増えた。 宏人のサインは外に逃げるスライダー、ぶっちゃけ辻本が相手のとき以外首を振る気はない。だって打たれた時宏人の所為に出来るんだもん。 俺は三球目ちょっとふざけてトルネード投法で投げた。思いのほか制球が定まり、いい感じのコースにスライダーが決まった。それに加え打者はスイングしている。三振だ。えーっと、今日……4つ目?。 「へいへい、打たれてるねー」 こいつは昨日のクレーンゲームでの一番の課金者大友 忠(おおとも ただし)、中学ではショートを守っていたらしい。今日2打数ノーヒット。 「うるさいな。相手結構打つぞ」 「そうだよなー、俺のリードで打たれるってことは…雄輝がヘボか相手がすごいかだな」 俺は会話にいきなり入ってきた宏人の背中をブッ叩いた。 「おまえのリードがヘボいか相手がすごいかだボケナス!」 「相変わらず口悪いね〜」 こいつは松田 廉(まつだ れん)、太めのファースト。少年野球時代は打撃もなかなか出来ていたが今は分からない、今日2打数ノーヒット。 「思ったんだけどさ、おまえら三人今日ノーヒットじゃん」 この直後、三人のチョップが同時に俺の頭に降り注ぐ。そして 「おまえもな!!」 ナイスはもり……。頭いて……。 「とりあえず俺…打席行くわ」 頭を抑えながらベンチへ戻り、ちょっときついヘルメットをかぶり、普段使っていたバットより少し短いバットを手に、打席へ向かう。 俺は右打席に入って考えた。何を狙うべきか? 相手投手の持ち球はスライダーと落ちないフォークと曲がらないカーブとチェンジアップ。 速球、制球力はなかなかのもので、平均よりはレベルの高い投手。 って、そんなこと考えてる間に投球動作に! こんにゃろ〜、少しくらい待てよーーー!!。 ストレートが来た、コースはやけくそになりすぎて分からない。ただただ無心じゃなくて怒りでスイングした。 我に返ると鋭い打球音が響き、ライナーでセンターとレフトの間を抜けた。 それを確認した俺は「よっしゃーー! 一安打(長打)!」と叫んでみた。
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