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「貴宮、この回は13球、100まであと38球だぞ」 三塁側ベンチへ小走りで戻る最中、三年生捕手の波崎 悠斗(はさき ゆうと)さんに話しかけられた。 「そうですか、じゃあ良くてあと3回ですね」 そう呟き、ブルペンを見た。そこには軽く肩を作り始めた馬渕さんがいた。 馬渕さんはこの前の試合で4ホーマー浴びている。簡単に立ち直れるとは思えない。 馬渕さんのキャッチボールの様子を見て、俺は一目で今日の馬渕さんは調子が悪いと理解した。いつもブルペンからでも漂っていた気迫が全くないことからだ。 溜息をつくと、今度はスコアボードに目を移した。 相手チームの別府青山の得点は1回から4回まで綺麗に0が並んでる。一方、白玲学園は1回と3回に1点ずつ奪っていた。 俺の投球内容は4イニングで被安打2、奪三振3、四死球1と完璧なものだった。この投球内容には思わず口元が緩んでいることはしかっり理解している。 スコアボードを見たままだった俺ははベンチの前で何かに躓いた。そして派手に転ぶ。 顎から落ちた。すると舌が鉄のような味がした。 直後「舌切った!」と連呼した俺をを笑う部員達、しかしその部員達を遥かに超える大爆笑をしている者がいる。監督の河上 裕之(かわかみ ひろゆき)だ。 24歳の非常に若い監督で、部員達も馴染みやすい監督だ。部員達には「ヒロくん」と呼ばれるほど馴染みやすい。ちなみに俺もそう呼んでいる。 だがその通称ヒロくんも何年か前には騒がれた投手で、今でも140台中盤をビシビシ投げれる。 全盛期のMAXは149から147くらいだった気がする。 ……………ハエェ……。 なんて羨ましいんだ。俺なんか120台だぞ? 監督が140出してどうするんだよ。俺に10キロ球速よこせよ!。まあそれは置いとこう。 「笑うのは構いませんけど、俺引っかけた誰?」 刹那、全員の指がバラバラの人を指していた。すごいコンビネーションだと正直ビビった。 まあ犯人なんてどうでもいいや。この回、打順回ってくるよな。よ〜し、ここは一本かましてやりますか!。
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