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第十九話 亀裂 「……っ!…わかったよ、勝手にしろ」 赤城はまるで興味を失くしたかのように声のトーンを落とした。 「暴投だけはすんなよ」 気が抜けたような声でそう言い、ホームに戻っていく。 「なあ、ルーキーくん。もっと…言い方とかあるんじゃないか?」 しかし心配してくれている、大内選手ら内野陣を半ば強引に守備位置に戻らせる。 (何にもわかっちゃいない…俺には直球しかないんだよ) もし俺が一人でこの場にいたなら、きっと泣いていただろう。 しかしプロ意識のためか熱くなった目頭を押さえ、無理に涙を止める。 (これでいいんだ…これで勝ち上がって来たんだ…) あとワンアウトなんだ。 誰に聞こえることなく、自分に言い聞かせるように呟く。 バッターは伊志嶺。一打サヨナラの相手にはしたくない。 俺は一呼吸置いてからモーションに入った。 俺には、これしかないんだ。 そして全力でボールを放る。もうスピードなんて気にしていられない。 快音。いや、正確には聞きたくなかった音が響く。 センターに伸びる放物線は、まるで俺の敗北を秒読みしているようだった。 そんなとき 白球を追う一つの影が見えた。
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