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「恵安と言っても2軍なんですけどね」 そう言えば、シニアの時に声を掛けてくれた恵安の部長――花田さんが2軍もあるとか言ってたっけ。 強豪校や名門校はやっぱり層が厚いんだろうなあ。 「十分すごいじゃないか。俺は川崎翔真。これからもたまに会うかもしれないし、そん時はよろしく」 「はい! 俺は西口健吾って言います。こちらこそよろしくっす」 野球自体とは縁を切ったはずなのに、こうして野球に関係する方の縁が出来上がってしまうのは何だか不思議だな。 西口君はまだ打つ(流石は名門校)らしいので、俺はもう帰ることにした。 「あ、あの!」 ……今日はえらく知らない人に声を掛けられる日だな。 振り返ると、それは受付の女の子だった。 「月曜日にも来てたよね?」 「ああ、うん」 なんで少し赤くなってるんだろう。初心なのかな? 「南学だよね?」 「そうだよ」 イマイチ要領を得ない質問のような気がする。 「やっぱり……あなた、川崎君だよね」 なんだろう。すごく違和感がある。相手は俺のことを知ってるのに、俺は全く知らない。 「なんで、俺の名前を知ってんの?」 「ああ、それは……私生徒会だから」 生徒会かー。生徒会の面子とかほとんど覚えてないから、少し罪悪感があるな…… しかしなんか俺も覚えがあるぞ。 「副会長の、瀬川さんだっけ?」 正直会長と副会長の名前しか覚えてないけどな! 「うん。正直おぼろげだったでしょう」 「まあね」 お互い苦笑してしまう。瀬川玲奈さん。色々と可愛い人だ。 「川崎君って野球部じゃないよね?」 「うん、中学までやってたけど、今は帰宅部だな」 「へ〜、意外ね。前見たとき見間違いかと思っちゃった! 川崎君ってほら、おとなしい文学系のイメージがあったから……」 ……髪を伸ばして図書館とかに行くようになったから、そう言う風に見られてるんだろうなとは思ってたけどな。 「テスト前にこんなとこ来てて大丈夫なの?」 「それは、こんな時間にアルバイト入れてる人が言えることなのかな?」 「そうだねー。あはは! 川崎君はトップクラスだからもう余裕なのか―。羨ましぃー」 少なくとも俺と変わらない順位に着いているこの人が言えた台詞でもないだろうな。 「ま、お互いベストを尽くすと言うわけで」 「うん、頑張ろ!」 ロングヘアをふわりと揺らし、彼女は笑ってそう言った。
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