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地球上で一番嫌われているであろう日……そう、月曜日がやって来た。 となると、真っ先に気になるのが辰真の言っていた例の転校生のことだ。辰真の根拠のない勘は関係なしに、今は純粋にどんな奴なのか気になる。 「翔真ー、英語の宿題忘れたから教えてくれー」 案の定宿題なんてしていない隣の席の辰真に英語を教えてやりながら、朝のSHRが始まるのを待つ。 周りは結構な数が転校生が来ることを知っていたらしく、その話題で盛り上がっているようだ。 キーンコーンカーンコーン――――学生なら毎度おなじみのチャイムの音が教室のスピーカーを通して鳴り響く。 それまでがやがやとしていたクラスメイトたちは一斉に自分の席に着き、教室はまるで水を打ったように静まり返った。 「日直、号令!」 20代後半のスポーツ刈りの男性が勢いよく引き戸を開けて入って来た。学校随一の熱血鬼教師である1年3組担任の片瀬修一先生だった。この人ははノリの良い体育の先生で野球部の顧問も務めている。 辰真が転校生の情報を知れたのもこの人からのルートの他ないだろう。 「きりーつ、れーい」 『おはようございまーす』 日直の伸ばしまくりの挨拶に皆続く。 「皆おはよう! 今日は転校生を紹介しよう、皆仲良くするんだぞ」 入ってきてくれ、と先生が言うと、引き戸を開けて男子生徒が入ってくる。俺にとっては忘れもしない奴が、そこに居た。 「愛知の協栄高校から転校してきました。染谷香です」 教室に入って来た転校生は2年前の約束の相手……染谷だった。 てか、愛知の協栄と言えば愛東大礼電、中京商大附属に並ぶ愛知三強校に名を連ねる一校だぞ。まさかそんなところに行っていたのか。 ……幸い、向こうは俺にまだ気づいていないようだった。まあ、野球をしていたころに比べれば髪も伸ばしたし眼帯もしているから、あいつからしたら別人か。 「――――小学校の頃から野球をしていたので、この学校でも野球をしたいと思っています」 「では、染谷に質問は無いか?」 隣の辰真が威勢良く手を挙げる。そう言えばこいつの勘、当たってた? 「はい! 染谷は何処のポジションですか!? ピッチャーだったら嬉しい!」 「へえ、野球部? ビンゴだよ。俺、投手だから」 SHR終了のチャイムの音が、辰真の歓喜による絶叫で掻き消された――――
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