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梅津はフォアボールを1つ出しながらも、持ち前のタフさで後続を見事断ち切り、チェンジとした。 4回表、カープの攻撃は、隆浩を励ました3番の石井からの好打順。 1打席目は球筋を分析しているかのような見逃し三振をしている。 つまり、1度もバットを振っていないのである。 そして第1球目。アウトコースへの直球を、石井は見逃した。ノーボール1ストライク。 2球目のアウトコースへのカーブはボールとなり、 1ボール1ストライクとなった。 石井さんには何か策があるのか? 隆浩は首をかしげた。 確かに、今の石井からは打ちそうな気配が全くしていない。 「正直打ちそうにないと思ってるだろう、隆浩よ」 バッターボックスから水を飲みにベンチへ戻ってきた大引が言った。 「はい、1打席目も1度もバットを振ってませんでしたし、手が出せないのかな……と」 「それは違う。あいつは元々厳しい球に対し、うかつに手を出さない奴だ。ああして甘い球を待ってるのさ」 次の瞬間、爽快な音を響かせ、石井がレフト前へボールを運んだ。 「しかも、あいつの凄い所は野手の間を狙って打てる事だ。そうして今までヒットを打ってきたのさ。今のだって少し浮いてた棒球だからな」 なんて凄い人なんだ、甘い球を見逃さず、的確にとらえて野手の間を抜くなんて。 隆浩は、とても自分には出来ないバッティングを見て、改めて石井を尊敬した。
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