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〜第28話・天性のセンス、飯田海翔復活〜 一方、広島対ソフトバンクの一戦は、代打で出場した飯田が、 ソフトバンクの中継ぎエース舘石から、計17球のファウルボールを出し、粘りに粘っていた。 「な、なんだよコイツ……俺のフォークをなかなか空振りしない……どんなバットコントロールしてんだよ……」 舘石がそう思うのも無理はない。実際、舘石のフォークボールは、決して当てようと思って当てれる代物ではない。 それに、あの長身から繰り出すだけあって落差も相当なはずだ。 それなのに、飯田は舘石の緩急を活かしたピッチングに屈していない。 並の打者なら、もうとっくに三振していてもいいはずだ。 飯田は、打席に立った瞬間から、妙なものを感じていた。なぜか体が自然と球についていく。 身に染み込むほど猛練習した訳でもない。しかし、何かが飯田の体には染み込んでいる。 第十九球目、アウトコースの低めに、舘石のフォークが投じられた。 その瞬間舘石は目を見開いて驚いた。投手から見て、ベース側に飯田の体が信じられない程傾いているのだ。 それでも、飯田はバランスを崩すことなく本来のシャープな振りで、ライトのライン際へヒットを放った。 そして、バットの感覚で飯田は遂に思い出した。自分の名前は飯田海翔、広島の1番打者。センターの飯田海翔……。 飯田は、にやりと笑みを浮かべながら、なんと1塁ベースを蹴って2塁へ向かった。 ライトはこれを見て、急いで2塁へ送球した。タイミングは完全アウトである。 しかし、飯田はタッチに向かってくるグラブをスライディングしながら沈み込んでかわし、そのまま足をベースに伸ばした 「セーフ!」 飯田の野球センスは完全に復活した。 実際、飯田のスライディングがそれを物語っていた。 広島ベンチはまるで優勝したかのような大騒ぎ、この間に3塁の石井はホームイン、大引も後に続いてホームインした。 飯田は、2打点となる2ベースヒットを放ったのである。 3−0、広島は試合の流れを一気に掴んだ!
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