個別記事閲覧 Re: ファイターの小説のご感想 名前:vellfire日時: 2012/09/30 19:24 修正1回 No. 20
      
続きです。

もう少し書き方に触れますが、パワプロファイターさんは非常に損な書き方をされてるんじゃないかな、と思いました。
正直、No1のプロローグを読んだ時点で、「この小説は読まなくても良いタイプだな」と思いました。
『この物語は、一人の投手が巨人を倒し、裏切りと差別を乗り越えていく壮絶な人生を描いたものである。』
なんですよね? そして、
『二人はプロになってからも数々の名勝負を繰り広げてきた。それに今、ピリオドが打たれようとしている。』
ですよね?

――もうそういう話なんだな、って分かっちゃったじゃないですか。

裏切られて差別が起こって、それがあったとしても、”必ず”乗り越えて、
最後の『あと、一人でイーグルスは巨人を倒し、悲願の日本一になる。』状況にたどり着くんですよね。
結果がすでに分かっているので、凄く損な書き方だと思います。
自分だったらじゃあ最後のオチだけ見れば良いかな、と思ってしまいますね。
どうしてもこうされたいなら、もう少し曖昧な表現を使った方がいいかと。
「波乱万丈の人生譚」ぐらいならまだ何が起こるのかなー、と思えるので。
もちろん巨人を倒し、は削除で。ピリオドが打たれようとしている、とかもない方がいいですかね。

「いや、そこまでの内容や見せ方で!」と言われたとしても、
最初の時点でこういう言葉選びをされるなら、望み薄だと思ってしまいますねえ。申し訳ないんですけど……。

すいません、かなり辛口になってしまいました。

以上です。