個別記事閲覧 Re: 白球の戦士たち 高校野球編 名前:はるなび日時: 2015/08/12 21:05 修正2回 No. 1 HOME
      
伊達「お前、高校横浜商業だよな。」
大橋「え?」
伊達「横浜商業だよな?」
大橋「俺、帝門だよ。」
伊達「なんだよ!同じ高校にしてバッテリーを組むって約束したじゃないか!」
こいつは伊達 翔太。(だて しょうた)俺の親友だけど後にライバルになる。年齢は俺と同じで、左投げ左打ちの投手。球速いし、コントロールもカーブのキレもすごい。
大橋「すまん!俺てっきり翔太が帝門に入学するかと思ってたんだ。」
伊達「仕方ない。これからはライバルとして戦っていくぞ!」
大橋「本当にスマン!。」
そして4月5日。
帝門高校入学式。無事に終わった。
影白「おい小次郎!」
大橋「影白ー!」
こいつは影白 清太(かげはく せいた)。
同じ大志摩中学校出身の外野手。
右投げ右打ち。野球センス抜群で5ツールだ。
大橋「お前も帝門かー。嬉しいぞ」
影白「ところで翔太は?」
大橋「え?…あいつは…」
大橋「横浜商業だ。」
影白「そうなのかーって」
影白「えーーーーーーー!」
大橋「まあ大丈夫だよ。さあ野球部の面談に行こう。」
影白「う、うん。」
峰星監督「新一年の者!」
「はい!」
峰星監督「我々は強豪高だ。一年はほとんど出番がないので応援に回ってくれ!スマン!」
「はい!」
峰星監督「それと‥」
峰星監督「ウチには捕手がいない。」
大橋「よっしゃーー!」
峰星監督「小次郎!お前が正捕手だ!」
大橋「はいー!」
「ガチャン」
面談が終わった。
影白「お前に取ってみりゃ良かった面談だが、
俺たちは最悪だったぜ。」
「トゥルルル」
大橋「電話だ。」
大橋「もしもし」
伊達「俺だ。俺は今年背番号1のエースだぜ!」
大橋「なにお!俺は正捕手だぜ!」
伊達「中堅高校の正捕手より強豪高校のエースのほうが良いだろ。背番号は?」
大橋「いくつだっけ?影白」
影白「お前確か2だぞ。」
大橋「おおサンキュー」
大橋「2だぜ」
伊達「お前に2とは楽なチームだな。」
大橋「捕手がウチにゃいねーんだよ!!!」
伊達「アハハハハ!ウチには中学で全国大会を経験した選手で埋め尽くされてるんだぜ!まっウチと県が同じだけ神に感謝するんだな‥プツッ」
大橋「切れた…」
影白「アイツを俺たちで倒すんだ!」
大橋「おう!!」