Re: プロ野球・鯉の陣!U 名前:広さん日時: 2012/12/10 20:00 No. 19 |
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- 〜第8話・立ち上がれ大引!〜
〜〜〜〜翌日〜〜〜〜
清水監督「皆、集合〜。」
ザザッ
清水監督「昨日は・・・残念だったな。まあ、どうってことはないだろ、たかが1敗だ。また次の試合も頑張ろう!」
ハイッ!
清水監督「ほんじゃ解散〜。」
隆浩「大引さん・・・練習来てませんね・・・。」
飯田「ああ・・・まあ、大丈夫だろ。大引さんのことだし。」
隆浩「そうですね・・・。」
神庭「大引さんなら多分大丈夫ですの〜。」
隆浩「うわっ!びっくりした・・・。あれ?確かあなたは・・・。」
神庭「代打の切り札、前田2世の神庭浩(かんばひろ)とは俺のことですのー。」
隆浩「は、はあ。」
飯田「神庭さん、妹さんの手術どうでしたか?」
神庭「成功しましたの〜。今ではもう立派に歩けますのー。」
飯田「そうですか〜、それはよかったですね。」
隆浩「え?妹?手術?」
飯田「神庭さんの妹が足悪くしててな、手術費が用意できたから行ってきたんだよ。」
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Re: プロ野球・鯉の陣!U 名前:広さん日時: 2012/12/17 18:15 No. 20 |
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- その頃大引は、車を出そうとしていた。親が入院している病院を訪ねるためだ。
ブゥ――ン
大引(・・・親父・・・・)
30分ほど運転し、大引は病院にたどりついた。
ガラガラッ
父「・・・健太・・・?」
大引「あ・・・だ、大丈夫か?」
父「・・・・お前、練習は?」
大引「休んだに決まってるだろ。こんな時に練習なんか出来るかよ・・・。」
父「何で休んでるんだよ・・・!」
大引「え!?」
父「練習に戻るんだ、健太!」
大引「でも・・・!」
父「王貞治の55本を超えるには、練習が必要だろう!」
大引「記録よりも・・・記録よりも命の方が大切じゃないのかよ!!」
父「そうさ!命は大切だ!だがお前は言っただろ!55本以上打って、俺を勇気付けるんじゃなかったのか!?」
大引「!!」
大引(そうだ・・・今まで俺は何をやってたんだ・・・親父を助けるためにあんなことを言ったんじゃないか!)
父「分かったんなら練習だ!車置いて、球場まで走ってこい!」
大引「おう!」
タッタッタ・・・
大引(これで心のモヤモヤが晴れた・・・これから思いっきりプレーするのみ!そして王貞治の記録を塗り替える!)
大引が改心しました!
大引はミートが5上がった! 大引は肩力が3上がった! 大引は守備力が3上がった! 大引はエラー回避が3上がった!
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