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ロックされています  たった一つの願いのために  名前: ひみつ  日時: 2012/11/15 19:22    
      
登場人物
主人公 木村 勇人(キムラ ユウト)15才
妹   木村 沙耶(キムラ サヤ)12才
部長  雨宮 一馬 (アメミヤ カズマ)17才
監督  織田 淳 (オダ キヨシ)28才
ライバル東 晴之 (アズマ ハルユキ)16才
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ロックされています   Re: たった一つの願いのために  名前:ひみつ  日時: 2012/11/15 23:30  No. 1    
       
俺の名前は木村勇人だ。たった今高校に入学した1年生である
勇人「それにしてもひろいな〜」
俺は人があふれかえっている廊下を俺はひたすら歩いて一つの教室を目指した。
木村「これから俺の高校生活が…」
おっと独り言は寂しいぞ、はやく教室に入ろう!
俺は新しい環境への興味と不安を持ってドアを開けた。

教室に入った俺は完全に孤立していた。
勇人「やべぇ…知り合いが一人もいない」
教室に入る前の不安が大きくなり、机をずっと見つめていると肩を叩かれた。
今井「さっきからずっと無視しやがってよぉ」
首にかかるかかからないか微妙に長い茶髪の鋭い目つきをした大男がいた。
勇人「わ、わりぃきずかなかったよ」
今井「それはそれで傷つくからwwまあいいよそんでこれって自由な席に座っていいのか?」
悪い奴ではなさそうだな。怖いけど…
勇人「あぁ。入学式始まるまでは自由らしいぜ」
まあ黒板に書いてあるけどな。あえてつっこまないぜ!
今井「なら俺はここに座らせてもらうぜ」
勇人「ご自由に」
ちなみに俺は窓際の後ろから二番目の席に今井は一番後ろの席に座っている
今井「俺は今井 拓哉だ。これからよろしくな」
勇人「俺は木村 勇人。よろしく〜」
それから俺たちは入学式が始まるまでは自分のことや学校のこと、部活のことを話したりしていた。入学式はとてもとても普通だった。退屈な入学式が終わってからは自由解散だった。なるべくはやくかえるように言われていたらしいが俺はその前に学校をでて走って家に帰っていた。
この時点で時間は10時を回っていた

木村家〜
沙耶「もうっお兄ちゃんったら遅い!11時からなのに遅刻しちゃうよ」
バタン
勇人「悪い…沙耶遅くなった。」
今日は俺の入学式でもあり沙耶の中学校入学式でもあるんだ。だこら俺は保護者として沙耶と一緒に中学校にいかなくてはならないのだ。
今の時間は10時50分家から中学校まではあるいて15分かかるんだ。
勇人「やばいな…急ごう」
俺は高校の制服のまま沙耶の手を取り中学校めがけて走っていった。
沙耶「は、はずかしいよ…」
勇人「そんなこといってらんないだろ?」
沙耶「うぅ」
そんなこんなで俺の高校生活は幕を開けた。
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ロックされています   Re: たった一つの願いのために  名前:ひみつ  日時: 2012/11/17 21:02  No. 2    
       
入学式から5日たった今日は土曜日だった。俺はやることがなく暇を持て余していた。
沙耶「お昼ご飯できたよ〜」
時計を見るともう12時を回っていた。
勇人「もうそんな時間か…」
沙耶「そうだよ、はやくご飯食べちゃって〜」
勇人「はいはい」
俺は適当に返事をして妹の作った昼飯を食べ始めた。
今日の午後は高校の試合でも見に行こうかな…

午後2時〜
俺は入学した高校の野球の試合を見に来ていた。
現在は3回裏0対1で負けていた。
やっぱ高校の野球はレベル高いな
?「うひゃー、負けちゃってるよ〜。しかしうちの高校は打撃弱いな〜」
俺はそんな独り言を呟いている少年の方を見ると少年はこちらに近づいてきた。
?「お前新入生か?」
勇人「そうですけど…」
?「なんで敬語なんだよw俺は一年緒方 健介。よろしくな」
勇人「俺は木村 勇人よろしく。ちなみに俺は野球部入るよ、ポジションはピッチャーやろうと思うんだ」
緒方「奇遇だな、俺も入るつもりだぜ。ポジションはキャッチャーだ。」
それからは試合の事についての会話だけになった。そうはいってもほぼ黙って試合を見ていただけだが…
そして試合は9回表を迎えた。点差は広がり3点差
緒方「今日はもうかえるわ、来週は部活動体験週間だしよろしくな〜」
勇人「うん、よろしくねバイバーイ」
そう言うと緒方は手をふってかえっていた
いつの間にか試合は終わっていたから俺も家に帰ることにした。
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ロックされています   Re: たった一つの願いのために  名前:ひみつ  日時: 2012/11/17 22:32  No. 3    
       
俺は家に帰ってから日課のランニングを始めた。
ランニングは心がすっきりするから好きだ。
勇人「これも中学入ったときから始めてるからなぁ」
俺は昔の記憶を思い出して呟いた。
中学の頃も野球部だったが、たいした結果は出せなかった。俺は日々結果を出すために自主練に取り組んできた。それなりに力はついたと思う。だが、結果は出せなかった…
ランニングを終えてぐったりした身体を柔軟でほぐした。
沙耶「おつかれさま〜、お風呂わけてるからはいってきなよ」
勇人「あぁいつもいつもありがとな」
沙耶「なっ、いきなりなによ」カアアア///
勇人「沙耶は照れ屋さんだな」
沙耶は顔を真っ赤にして黙ってしまった。
今は沙耶をからかったが実際沙耶は気が利くし、なんでもテキパキこなすし、かわいいし本当に大切な自慢の妹なんだ。
俺はありがとなともう一度小さな声で言ってから脱衣場に入った。
シャワーを浴びて風呂につかると今日の出来事を思い出してみた。
野球部の試合を見に行ったが現状は弱いということくらいしかわからなかったな…
とにかく打撃が弱すぎる。投手が最小失点で押さえても点をとらなきゃ勝つことはない。そして今日の出来事で最大の収穫が緒方との出会いだ。緒方は雰囲気からしてかなりの実力者っぽいし期待できそうだな。
勇人「おもしろくなりそうだな…」
俺は期待をもって風呂を上がった。
すでに夕食の準備はされていたので雑談しながら沙耶と夕食を食べた。
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ロックされています   Re: たった一つの願いのために  名前:ひみつ  日時: 2012/11/18 18:27  No. 4    
       
時間というものはあっという間に過ぎる。
昨日は一日中寝ていたからなのか体中が痺れていた。
沙耶「そろそろ起きないと遅刻しちゃうよ〜」
今沙耶の声が聞こえたが俺はすでに遅刻覚悟で二度寝を始めようとしてた。
だが沙耶は遅刻する事を許してはくれなかった。
沙耶「朝ご飯できたよ、はやく食べちゃってよ」
勇人「あぁ」
沙耶の呼びかけに曖昧な答えを返していると沙耶の声が聞こえなくなった。これでぐっすり眠れると思ったのもつかの間沙耶は俺の布団を剥ぎ取ってしまった。
まだ少し肌寒い4月だ。
勇人「さっみ〜」
俺は跳ね起きた。
沙耶「やっと起きたね、はやくご飯食べて学校いきなよ」
勇人「じゃあ、ありがたくいただきます!」
これが俺たち2人のいつもの朝だ。俺が中学生のころ皆勤賞をとれたのも沙耶が毎朝俺を起こしてくれてバランスの取れた食事を用意してくれるおかげなのだ。
そんないつも通りの朝を過ごしていると時間は8時を回っていた。
学校が始まるのは8時40分だ
勇人「やっべ遅刻ギリギリだ!しかも用意してないし」
用意といってもまだ授業は始まらないし制服と筆記用具位だけどな…
まあ急ぐ事には変わりない
俺が用意している間に沙耶は学校に行ってしまった。
そして俺も家を出ようとしたところでテーブルに置いてある弁当箱にきずいた。
勇人「今日は午後まで無いのに」
俺は苦笑いして弁当箱をカバンにしまった。
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ロックされています   Re: たった一つの願いのために  名前:ひみつ  日時: 2012/11/20 21:00  No. 5    
       
勇人「あー眠いな…」
今は1時間目が始まって15分ほどたった数学の授業の最中だ。
今井「おいおい、まだ1時間目だぜ?今日から部活動体験週間だってのにやる気ねーのな」
勇人「なにいいい!?」
俺は席を立ってあからさまに驚いた。
教師「え〜、木村君なにかあったのかね?」
勇人「何でもありません…」
俺は軽く頭を下げて席に座った。周りからはちらほらと小さな笑いがおこっていた。
1時間目の授業が終わり、俺たち1年生は体育館に移動した。これから部活動紹介が始まるらしい。
今井「勇人は何部希望なんだ?」
勇人「俺は野球部だけど…今井は?」
正直今井が今まで何をやっていたかは想像できない。がっちりした体つきから運動部に入っていたことは確かだと思う。
今井「俺は帰宅部かな〜…」
バチン
突然体育館の電気が消えた。今日は曇り気味の天気だったからか体育館の中は薄暗くなった。
周りはざわつき始めた。それを見計らってか一番前にあるモニターがついて野球部の練習風景が流れ始めた。
その練習風景はとても迫力あるものだった。
たった5分の映像でも、この映像を見て野球部にあこがれた人は何人もいると思う。
今井「これが野球…」
映像が切り替わり他の部活の紹介後今井は呟いていた。
今井もこの映像に魅せられた1人なのかな
どうやら今日はこれで終わりらしい。明日は部活に参加できる服装持参のようだ。
俺は明日の部活体験がとても楽しみになっていた。
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ロックされています   Re: たった一つの願いのために  名前:ひみつ  日時: 2012/11/23 17:17  No. 6    
       
部活動紹介が終わってからは各自帰宅という指示がでたが、俺はせっかくだし教室で沙耶の作ってくれた弁当を食べることにした。
勇人「いつもいつも食ってるけどやっぱ沙耶の作る弁当はうめぇな」
緒方「なんだ!なんだ?彼女の愛妻弁当か〜」
俺はいきなり話しかけてきたこの坊主頭の発言で口に入れていたご飯を吹き出してしまった。
緒方「あーあ、きたねーな」
勇人「お前のせいだろーーーーっ」
俺は声を荒げて緒方に言い寄った。
勇人「だいたい愛妻弁当ってなんだよ、これは妹がつくった料理だぞ!まず彼女なんてできたことないし…ハハハ…」
きずくと俺はクラスメイトたちに注目されていた。
緒方「なんだ、勇人って妹いたんだ」
こいつ周りを全く気にしてないな
勇人「そんなことより一つ質問があるんだが…」
緒方「何だよ?」
勇人「お前何でこのクラスにいる?」
俺はこのクラスにきて一週間くらいたったがこいつの顔は土曜日くらいしか見てないはずだ、さすがの俺でも一週間くらいたてばクラスメイトの顔くらい覚えられる。
緒方「そりゃあ俺はこのクラスだからな」
勇人「ありえないぞ一週間たったが土曜日以外お前の顔に見覚えはないぞ」
緒方「そりゃあ見覚えないでしょ、だって俺入学式以外学校終わってから登校してるもん」
こいつは…バカか?
勇人「ふーん、そうなんだ…じゃっ」
俺は手をふって帰ろうとしたが、緒方は俺の手をつかんで言った。
緒方「まてよ〜せっかく会ったんだしゆっくりしてけよ…」
勇人「妹を待たせているんだ悪いな…」
さすが俺見事な言い訳だ。
緒方「それじゃ仕方ないな、明日は遅刻しないからまた明日な」
そう言って緒方は俺を解放した
時間はもうすぐ2時になっていた。
明日はチャリでこよ…そう思って俺は家に走って帰った。
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ロックされています   Re: たった一つの願いのために  名前:ひみつ  日時: 2012/11/23 17:37  No. 7    
       
翌日火曜日、授業が終わってからは部活動体験が入っていた。体験は一時間だけだが、一年生は絶対にどこかの部活を体験しなくちゃならないので人数は多かった。野球部は20人だ。中には俺や緒方、今井までいる。
今井「いや〜やっぱり野球部は人数多いな」
ここから何人減るかわからないけどな…
勇人「まあここからどんどん減ってくよ、それにしても…今井って野球初心者だろ…」
ここで少し今井の格好について説明する。服装は上下半袖の体操服、もちろん帽子はない。そして問題はグローブだ。まるで体育倉庫の中に放置されていたようなおもちゃグローブ、靴は運動靴だ。
それに比べ周りはほぼ野球経験者のようだ。
だが体操服をきてる人は今井を除いて二三人はいる
勇人「かなり浮いてるな…」
今井「まっ、未経験者歓迎ってかいてあったし平気だろ」
今井なら平気かな
そんなことを考えていると野球部の先輩が集合をかけた。どうやらこれから部活動体験を始めるから各自アップを始めるようにと伝えにきた。
今井「勇人〜軽く走っとこうぜ」
勇人「おっけー」
俺はこれから入るであろう部活の体験に胸を膨らましていた。
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ロックされています   Re: たった一つの願いのために  名前:ひみつ  日時: 2013/02/03 16:46  No. 8    
       
一時間後部活体験はおわった。
どんなことをやったかって?
体験練習なんてどこもおなじだろう。軽くキャッチボールをやって一人づつ順番にノック、その後にティーバッティングで一時間の練習はあっという間に終わった。
今井「おわったな〜」
勇人「そうだな。体験なんてどこもこんなもんか、今井は明日もくるのか?」
俺は少し気になって聞いてみた。今日の練習では持ち前の運動能力で周りと同レベルの力を発揮していたが、本格的にやるとなるとそうはいかない
今井「わりーけど明日から金曜までは用事あるからいけないわ、でも野球部にはいることに決めたぜ」
勇人「そうか、俺も明日からは用事あるんだよ。まっ入部したらよろしく」
本当は用事なんてなかった。
ただ単に体験入部をこれいじょうする気がなくなっただけだ。勿論野球が嫌いになったわけでも部活に入る気を無くした訳じゃない。

俺は家に帰ったがまだ妹は帰ってきていなかった。
時間は5時半これから軽くランニングをしてこようとおもい。動きやすい服に着替えた。すると鍵が開く音が聞こえた。
沙耶「ただいま〜」
勇人「おかえり」
沙耶「あれ?お兄ちゃん帰ってたんだ」
勇人「じゃ、少し走ってくるよ」
沙耶「いってらっしゃい」
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