2話 新しい物語といわれましても・・・ 名前:高倉 日時: 2012/06/28 23:47 修正1回 No. 2
|
|
俺の名は桜島 陸。 3年前にできた津々家バルカンズの選手だ。 大卒ということもあって、即戦力として期待された・・・が、 世の中そううまくいく訳もなく、今日まで 泣かず飛ばず。 そして今日、2年目オフの 契約更改をむかえたわけなのだが・・・
「桜島君、去年はさっぱりだったねぇ・・・」
痛いところをついてくるな・・ この人は一応オーナーだから一応返事はしないといけないんだが、
「はぁ・・・」 「というかさっぱりしすぎだったねぇ・・・」
とこう返されてくるからさらに返事をしないといけなくなる。 「はぁ・・・」 「はぁはぁばかり言ってないで少しは何か言ったらどうなのかね。」
他にどう言えばいいんだよ! 「はぁ・・・すみません。」 「・・・・・ところで、ウチは昨シーズンは何位 だったっけ?」 「えっと・・・6位です。」 「そう。だから気味みたいな選手にただ飯 食わせている余裕はないんだよ。」 「え!ま・まさか・・・クビ!?」
新しい物語といわれましても・・・ あと数秒で終わる気がするのですが・・・
|
|