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夢　〜RISOU〜  名前： パワプロ？  日時： 2013/09/06 22:40            「僕…プロ野球選手になりたい!」 幼き日、僕は言った。

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Re: 夢　〜RISOU〜  名前：パワプロ？  日時: 2013/09/06 23:05  No. 1             名前は新井佑樹。高校１年。 地元の、宮小高校に入学した。 宮小高校は埼玉の北部にあり、穏やかな土地に囲まれていて静かなところだ。 倍率や偏差値が低いため、入学も安易である。 では、僕について紹介したい。 小学生の頃から野球一筋の野球少年だ。 父母は健在で、姉と妹がいる五人家族。 好きな食べ物…と、言いたいが、自重しておく。 ―――宮小高校 この高校は４クラス制である。 僕は1‐2と決まった。 入学式は非常に簡素な物で、早く終わった。 これも地元に好かれる理由でもある。 そのあとの予定は部に参加することだ。 ただし、仮入部であり本入部ではないということは言っておこう。 「僕は新井佑樹です。ポジションは投手です。よろしくお願います」 非常にシンプルな内容で終わらせた。 僕は、熱いものが大嫌いである。特に根性論ともなれば頭が痛くなるほどだ。 「おい、新入生」 この人は監督の人だ。 あえて、この小説では名前を伏せておこう。

Re: 夢　〜RISOU〜  名前：パワプロ？  日時: 2013/09/07 15:25  No. 2             「とりあえず…グランド１０週」 「はいっ」 彼の教育方針は非常にシンプルで、試合で学ばせるとのこと。 また彼は、甲子園に出場したことがあるらしい。 グランド１０週というのは、慣れれば楽なものだ。 「終わったか…では準備運動をして、キャッチボールをしろ。終わったらあがりだ」 「はい!」 準備運動は大切なものだ。欠かせてはならない。

Re: 夢　〜RISOU〜  名前：パワプロ？  日時: 2013/09/10 23:21  No. 3             その後、キャッチボールを終わらせた時監督が言った。 「ここから３年間辛いことがあるだろうが…そんな時には前を向け…とは言わないが、横を見とけ。仲間がいるから。 その仲間と辛いことを共有するのだ。前なんてずっと向いてはいられないけど…まぁ…とにかくだ。ここから３年間苦楽を共にする仲間ができたのだ。 楽しんでいこうや」 そう言うと、監督は帰っていた。 そして１年達も、支度をしそれぞれのところに帰っていった。

Re: 夢　〜RISOU〜  名前：パワプロ?  日時: 2014/03/17 06:54  No. 4             僕には夢がある。 でも、別にプロ野球選手になりたいとかそういうものではない。 この世の中、自分を見つけることは難い。 つまり、夢を見つけた僕は幸運と言えるのだろうか? それはわからない 不幸か幸運かはその場で分かるものではなく、後になってわかるものだと思う。 ―――話がそれた 僕の夢は平穏な暮らしをすることだ。 高望みはしないが、平穏でいるというものはかなり難しいものだ。 かの斉の宰相、晏嬰のような聖人はもはやいない。 今いるのは、濁った世間にいる、失意の人。 志の高いものは挫折し、驕りのあるものが出世する…そんな世界だ。 私はこの世の中でも変わらずにいたい。 体は変わっても中身は変わりたくない。 変わるのが―――怖い。

Re: 夢　〜RISOU〜  名前：パワプロ?  日時: 2014/03/17 07:01  No. 5             小さい頃、僕は「プロ野球選手になりたい」と言っていたな。 懐かしい記憶だ。 でも、今はそう思わない。 僕の心が腐ったのであろうか? ―――――否、それは違う 野球は今も好きだ。 じゃなかったら続けている意味がない。 と、自問自答しているが… 最近迷いがある。 「なんで野球やっているんだろう」とふと原点に帰ったのがきっかけだった。 「好きだから」とかそういうものではない。 「好き」だから「やる」のはおかしいのではないか。 ひねくれたな、僕は。 そう言い、呆れたのだが、解決はしていない。 でも、一つだけ言いたいことがある。 それは、間違いなく僕は野球が好き――――― それだけだ。

Re: 夢　〜RISOU〜  名前：パワプロ?  日時: 2014/03/17 07:11  No. 6             通学・帰宅に使う道は、歩いて30分ほどで着く、らしい。 らしいと言ったのは、橋が初めてだからであり、他意はない(多分)。 家に帰ると、まずPCを開き、Twitterをする。 最近の人はスマホとやらを使っているらしいが僕は好かない。 画面に指紋がつくのが嫌なので… その後は勉強を１時間ほどし、風呂入って、晩飯を食う。 ちなみに今日は外食だった。 そして夕食が終わると自由なひとときを楽しめる。 その自由なひとときが終わると寝る。 寝るのは好きだ。 忘れることができる。 リアルでの境遇も、今までのことも全部。 そして起きたらそのことを忘れる。 素晴らしい。 睡眠はやはり重要だな。 「うおやぬみぬぁさい」 なんか変だな…

Re: 夢　〜RISOU〜  名前：パワプロ?  日時: 2014/03/24 05:10  No. 7             「おはよう」 起きた。 いい朝だ。 諸君、私は朝が好きだ。 諸君、私は朝が好きだ。 諸君、私は朝が大好きだ。 ・・・おっと少佐、控えていただけませんか はぁ、とため息をつき家を出る。 朝食を食うことすら面倒だ。 ていうより、ない。 用意されていない。 「ま、待て落ち着け…これは孔明の罠だ」 「なんでも私のせいにしないでください」 あーたーらしいあーさがきた きぼーおのあーさーだ

Re: 夢　〜RISOU〜  名前：パワプロ？  日時: 2014/06/15 18:36  No. 8             「…む」 大事なことに気づいた 昨日、バットとグローブの手入れをするのを忘れていたということだ。 バットもグローブもとてもデリケートなもので、少し変わるだけで質感、感触が大きく変わってくる…らしい 別に自分は気にしないのだが、やはり手入れしないと傷んでいるように見えるためやっているようだ。 「ってもうこんな時間か」 急いで支度をし、学校へ急行。 こういう展開にありがちなのはパンを咥えた女子高生にぶつかるというお決まりパターンなのだろうか まあ、そんなものは現実味がないのだが… と、自分で否定する。 漫画的でつまらないし、そこから始める恋物語ってのは地味だな、と。 まあ恋というものは地味でなんぼだと思っているけどね。

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