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記事閲覧  東之泉高校の伝説(週2〜5回更新)  名前: 名無しさんの日常  日時: 2015/03/20 22:41    
      
創立19年目の東之泉高校野球部。
元強豪。現弱小。
そんな野球部を2人の野球少女、2人の野球少年が甲子園に連れて行く物語である。
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記事閲覧   Re: 東之泉高校の伝説(週2〜5回更新)  名前:名無しさんの日常  日時: 2015/03/22 22:09  No. 1    
       
弱小校の東之泉高校。
8年目までは甲子園常連だった。
しかし監督が急逝。監督がいなくなってしまい、選手たちは暗君した。
20年目・・・2・3年の目の前に4人の野球生徒が現れる。
???「ねえ、君たちどうしたの?だらしないわねえ。」
???「おい、先輩たちにそんなこと言うなよ。」
???「ここが東之泉高校かぁ・・」
???「なんか設備整ってないわねえ。」
2・3年全員「君たちは誰だい?」
4人「私たちは新入生。今からキミ達を・・・・・・・・

甲子園に連れて行くよ!!!!!!
2・3年全員「・・・・・・・・・・・・
はぁ!?俺たちで甲子園行けるわけないだろ!」
4人「だからみんなで行くんですよ。」
3年キャプテン「はぁ。とりあえず自己紹介をお互いにしよう。僕は安田 裕之 やすた ひろゆきっていうんだ。ポジションはサード。よろしく!」
八雲「私は八雲 結衣 やくも ゆい。ポジションはセカンドだよ。」
浅田「俺は浅田 城太 あさだ じょうた。ポジションはピッチャーだ。」
青海内「僕は青海内 廉 あおみうち れんだよ。ポジションはキャッチャーだよ。」
渡辺「私は渡辺 彩華 わたなべ あやか。ポジションはセンター。」
全員「よろしくね!!!」
ここから東之泉高校の伝説が始まるのだった・・・
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記事閲覧   Re: 東之泉高校の伝説(週2〜5回更新)  名前:名無しさんの日常  日時: 2015/04/05 10:40 修正1回 No. 2    
       
ぶん・・ぶん・・・
安田「誰だ?こんな時間に素振りしているのは・・」
ドーン! ドーン!
安田「投球練習の音!?」
スタタタ・・スタタタ・・
安田「インターバル走!?」
タタタタパシッ!・・ビュッ!
安田「守備練習!?」
あの4人組だ!
浅田「甲子園に行くには150球ぐらい投げないとな・・・」
青海内「守備は得意だけど、打撃は完璧とはいかないから、フォームチェックは大事だなあ」
渡辺「守備はいつでも鍛えておかないと、エラーしたら困るからね。」
八雲「1番として頑張らなくちゃ。まずは足を鍛えましょう!」
安田「・・・・・」
翌日
安田「みんな、今日の練習はいつもよりハードだぞ! というわけで、父は元プロ選手の浅田君の家で合宿することになった!」
皆「スゲー!練習場もあれば室内練習場もある!」
八雲 恋「みなさんいらっしゃい。私は結衣、浅田の母で八雲 恋 やくも れん と言います。」
皆「えええええええ!!!八雲と浅田って兄妹だったの!?」
八雲 恋「双子で生まれてきました。まさか男と女が双子で生まれて来るとは思いませんでした。姓が別々なのは私と旦那が別々に二人の名前を決めたからです。私は結衣、旦那は城太の名前を決めましたね。」
安田「まあいいや、これから練習量を倍にしていくぞ!覚悟はいいか!?」
全員「おーーーー!」
辛い練習を耐えきった全員。
ついに夏の大会が始まる・・・!
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記事閲覧   Re: 東之泉高校の伝説(週2〜5回更新)  名前:名無しさんの日常  日時: 2015/04/07 17:53  No. 3    
       
安田「きた・・・夏の大会・・・」
東之泉メンバーは、夏の大会場所に来た。
安田「ここから負けられない戦いが始まる。
皆、気を引き締めていくぞ!」
全員「おーーーーー!」
安田「八雲、対戦相手を教えてくれ。」
八雲「はい。相手はなにわ工業です。それほど強くはありませんが油断は禁物です。特に3番の山中君には注意ですね。通算成績は3割4分3厘、ホームラン12本、打点30の強打者です。」
安田「浅田、こいつには気を付けろよ。」
浅田「はい。」
安田「それではみんな、行くぞ!」
全員「おーーーーーー!」

アーーーーーーーーーーーーーーーー
サイレンが鳴り渡る。
ウグイス「ただ今から、夏の府大会、1回戦を始めます。1塁側、東之泉高校、3塁側、なにわ工業高校。間もなく開始でございます。オーダーを発表します。先行、なにわ工業は、
1番 二 高山
2番 左 安武
3番 一 中山
4番 中 西富
5番 投 三中
6番 遊 柳
7番 捕 笠田
8番 右 神
9番 三 山片
後攻、東之泉高校は
1番 二 八雲
2番 右 渡辺
3番 三 安田
4番 投 浅田
5番 捕 青海内
6番 一 山崎
7番 中 唐沢
8番 左 空見
9番 遊 源
と、なっております。」
いよいよ試合開始。初戦、勝ち抜くことは出来るのか!?
審判「プレイボール!!!」
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記事閲覧   Re: 東之泉高校の伝説(週2〜5回更新)  名前:名無しさんの日常  日時: 2015/04/07 22:06  No. 4    
       
ウグイス「1回の表、なにわ工業の攻撃は、1番、セカンド、高山君。」
青海内(ここはいつものパターンでやろう。)
浅田(OK。)
浅田 持ち球
ストレート ここでは○で表示。
スライダー →
ナックルカーブ △
ナックル ↓
シュート ←
(□が右寄りの場合バッターは右打ち、左寄りの場合左打ち、視点は投手視点。)
┏━━━━━━━━┓
┃      @ ┃
┃        ┃
┃        ┃
┃        ┃
┃        ┃
┃ 3    2 ┃
┃ ←    △ ┃
┗━━━━━━━━┛
ストライク!アウト!
全員「ナイピッチーー!!」
安田「速えええええ!!150越えてるぞ!」
2人目、3人目も三振。
次は東之泉高校の攻撃。
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記事閲覧   Re: 東之泉高校の伝説(週2〜5回更新)  名前:名無しさんの日常  日時: 2015/04/08 17:53  No. 5    
       
ウグイス「1回裏、東之泉高校の攻撃は、1番、セカンド、八雲くん」
八雲(塁に出れるように頑張らなきゃ。)
三中 持ち球
ストレート ○
スライダー →
シンカー ▲
         ┏━━━━━━━━┓
         ┃        ┃
         ┃        ┃
         ┃        ┃
         ┃        ┃
         ┃        ┃
         ┃        ┃
         ┃       @┃
         ┗━━━━━━━━┛
カキーン!
安田「初球打ち!?しかもセンター返し!」
全員「ナイバッチ―!!」
ウグイス「2番、ライト、渡辺君。」
(渡辺が帽子を触る。)
┏━━━━━━━━┓
┃        ┃
┃        ┃
┃        ┃
┃        ┃
┃        ┃
┃      1 ┃
┃      → ┃
┗━━━━━━━━┛
ダダダダダダ・・・・
安田「盗塁!?しかも成功!?」
更に渡辺はセンター返し。
ノーアウトで安田。
安田(頑張らないと・・・) 
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記事閲覧   Re: 東之泉高校の伝説(週2〜5回更新)  名前:名無しさんの日常  日時: 2015/04/09 18:02  No. 6    
       
ウグイス「3番、サード、安田君。」
安田(とりあえず振りぬいてやる。)
┏━━━━━━━━┓
┃→       ┃
┃2       ┃
┃        ┃
┃   B    ┃
┃        ┃
┃      1 ┃
┃      ▲ ┃
┗━━━━━━━━┛
安田「甘い!!!」
グワラキーン!!!!
ホームラン!!!
安田「やったぜ!!!」
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記事閲覧   Re: 東之泉高校の伝説(週2〜5回更新)  名前:名無しさんの日常  日時: 2015/04/12 15:20  No. 7    
       
456番は凡退。
このまま試合は進み、7回表。
カキーン!
浅田「打たれちまった。けど抑えられるだろう。」
コン!
浅田「バント!?」
しかもセーフティという最悪な事態。
浅田はキレだした。
浅田「なんでうまくいかねぇんだよ!!!」
ビシュ!
浅田「しまった!ど真ん中!」
カッキ―ン!!!!
スタンドへ一直線。
同点打。
浅田「うわああああああああ!!!!!!」
浅田はその場で倒れた。
青海内「な!?」
安田「ピッチャーを交代させなきゃ!!!」
ウグイス「ピッチャー、代わりまして、丸安君。」
丸安は3者凡退に抑えた。
安田(最悪のパターンだ・・・浅田は倒れ、同点・・・!!)
どうする!?東之泉高校!?
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記事閲覧   Re: 東之泉高校の伝説(週2〜5回更新)  名前:名無しさんの日常  日時: 2015/05/21 21:46  No. 8    
       
浅田が降板。
圧倒的ピンチの東之泉高校。
丸安は好投で、9回裏。
「バッター、源君。」
┏━━━━━━━━┓
┃@       ┃
┃        ┃
┃        ┃
┃   B    ┃
┃        ┃
┃2       ┃
┃→       ┃
┗━━━━━━━━┛
ストライク!バッターアウト! 「卍」
安田「源は三振か。」
「バッター、八雲君」
八雲「私が決めないと、丸安君はスタミナがないから負けてしまう・・・!!!!
決めなきゃ!」
┏━━━━━━━━┓
┃      2 ┃
┃      → ┃
┃        ┃
┃   B    ┃
┃        ┃
┃1       ┃
┃▲       ┃
┗━━━━━━━━┛
3球目。
八雲「もう打つしかない!!!」
全員「打てーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カキーン!!!!!
快音と共に、ボールはバックスクリーンを直撃した。
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記事閲覧   Re: 東之泉高校の伝説(週2〜5回更新)  名前:名無しさんの日常  日時: 2015/07/19 21:56  No. 9    
       
1回戦を見事に勝ち抜いたナインたち。
その後ろで、ある高校が15-0でコールド勝ちしていた。
浅田「おい、大変だ!」
安田「何だい?」
浅田「大変だ!野球部創立1年目の高校が、名門の芦屋工業を15-0で5回コールド勝ちしやがった!」
安田「何だってー!!!!」
芦屋工業は野球部創立56年の名門。
夏甲子園24回、春甲子園28回出場。
夏は12回優勝、春はなんと21回優勝の名門中の名門。
この事は、全国ネットに広がった。
安田「で、その高校はなんという高校だ!?」
浅田「その高校は・・・」
浅田「霧金高校」
安田「え!?あの霧金が!?」
霧金高校は、サッカーが強く野球には目を向けていなかった。
しかしつい最近、3人の超高校級・・ではなく「超世界級」の1年が入ってきたという。
浅田「芦屋を倒すとは・・・」
安田「じゃあ、俺たちは次の試合まで3日あるから霧金の試合見るか?」
浅田「そうだな。」
霧金高校。ついに強さが明かされる・・・!!!!

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