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至上の世代  名前： -Saki-  日時： 2012/08/25 01:32 修正5回           >始めまして！ 雑談掲示板の早希☆です。 小説を書くにあたりペンネームとして『-Saki-』という名前で活動をする事にしました！ 試合ばかりで進んでしまうかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします(^_^)/~

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Re:  名前：-Saki-  日時: 2012/08/25 02:12 修正8回 No. 1             >第1話　『至上の世代』 ーーーあれは2年前のことだった 「次、背番号1…、松江篤人」 若い、皆川監督の声が響く。 部員が一斉にどよめいた。 1年生の俺がこの名門・遠月学院でいきなり「1」を背負うことができたのは、正直嬉しかった。 同じ一年生で同じ西島中学出身のなっしーこと、亀梨麻也が悔しがっているのが、見なくても分かった。 しかし、次の瞬間 「背番号2…、亀梨麻也」 この後も1年生の名が続く…。 レギュラーに1年生が6人。ベンチ入りと併せて9人。 名門・遠月学園史上、初めてのことだった。 この1年生達の世代が『遠月・至上の世代』と呼ばれることになろうとは、現時点では誰も知るよしもなかった…。

Re: 至上の世代〜Supremac  名前：-Saki-  日時: 2012/09/06 01:21 修正1回 No. 2             >キャラ図鑑《1》 >松江篤人　 179cm75kg　1995年7月1日生 1年生ながら名門・遠月学院の背番号1を背負う、至上の世代の1人目。 3種類のカーブを始め、多彩な変化球が武器。 また、それに加えてMAX142km/hだが、伸びのあるしなやかなストレートもある。 >亀梨麻也 175cm89kg　1995年8月31日生 遠月学院の1年生正捕手。至上の世代、2人目。 松江とは同じ中学出身でそのころからバッテリーを組み、市大会では優勝した。なっしーと呼ばれている。 松江の鋭い変化球を止める捕球技術と勝負強く長打もでるバッティングが光る。

Re: 至上の世代〜Supremac  名前：-Saki-  日時: 2012/09/24 23:36 修正6回 No. 3             >第2話-1st story『晩春の日差しに抱かれて』 夕方といえど容赦ない太陽の日が降り注ぐ。 「暑いな」 誰に言うでもなく、そうつぶやく。 ふと、腕時計をみるとデジタルの文字が『7月26日』の文字を映し出している。 いつもの商店街を通り、帰宅する途中のことだった。 俺は後ろから声をかけられた。 「あの...、すみません。」 の声に反応して、振り返るとユニホーム姿の子供がいた。 小学6年生だろうか。 がっちりした腕が覗く袖には赤い「主将」の文字があった。 「やっぱりそうだ！至上の世代の松江選手ですよねっ！」 小学生らしい声が弾けた。

Re: 至上の世代〜Supremac  名前：-Saki-  日時: 2012/12/25 16:41 修正2回 No. 4             >第2話 - 2nd story『晩春の日差しに抱かれて』 え？ どうして俺がこんな小さな子供に知られてるかって？？ ーー2年前 高校野球の名門・遠学で1年生ながらベンチ入りを果たした俺。 いや俺たち9人は県大会を戦っていくうちにレギュラーを勝ち取っていく。 そして県予選決勝。 打では、4番に定着した出水の4打席連続アーチなどで14得点を挙げた。 投はエースの俺が7回まで1安打に押さえ、14-1の快勝で幕を閉じた。 勢いは止まらず、甲子園でもスタメン全員が1年というチームで優勝した。 ーーそして昨年 2年生になった俺たちは、当然の如く県大会を圧倒的な力で勝ち上がっていく。 そして2年連続で甲子園の土を踏んだ俺たちは、またしても優勝し、2連覇の偉業を達成する。 関東の名門・末松商高の監督が俺たちを『至上の世代』と称した事から、そう呼ばれるようになったのだった。

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