個別記事閲覧 Re: プロ野球・鯉の陣!U〈コメスレ〉 名前:ファイター・ドクトリン日時: 2017/12/16 11:57 No. 115
      
 さて,広君,元気にしているかな?

 俺は昨日の夜に寝ている最中,広君の「鯉の陣」のストーリーを思い返していて,ふと思ったことがあったので,今日はそれについて書いていきたい。ただし,あくまでも「ふと思ったこと」に過ぎないから,頭の片隅に置く程度にしてくれればと思うよ。

 ……,う〜ん,鯉の陣では,打者にしろ,投手にしろ,「性格がバリバリの本格派のキャラ」が多いよな(ただし、個々のキャラの野球選手としての能力タイプは多彩であると見受けられる。キャラ応募の成果が表れているな)。その意味ではこの作品に勢いを与えていて,面白みを与えていると俺は思うよ。ジャンプのスポーツ漫画を読んでいるようで,来年いよいよ三十路になる俺は,若さを思い出せる気がしてくる。

 ところで……,俺は,結構性格が悪い人間でね。こんなキャラも作ってみたいと思うことがある。

 例えば……,足が遅く,長打力も平凡だが,流し打ちの技術に長けていて,得点圏で強さを発揮し,守備範囲は狭いが,隠し球の技を心得ている嫌な嫌なタイプの選手だ。一番有名な人は,元巨人の元木大介だろう。更にそのキャラの特徴を盛るとすれば,性格も狡猾そのもの。そうであるのも,隠し球を体得できるほどに野球に手を抜かない執念と真面目さから,だよ。さらには,その彼は自分自身は隠し球に引っかからないという抜け目なさだ。

 パワプロでは蛇島を彷彿とさせるキャラだけれども,和歌でいう「本歌取り」をするように,色々な方面からエッセンスを抽出するのも乙なもんだよ。キャラクターの例示はここで終わらそう。

 ところで、俺たちは度々「無菌状態」という言葉を聞いたり使ったりすることがあるだろう。細菌というものにはネガティブな印象を持ちがちではあるけれども,我々人間を含む諸生物に抵抗力を与えてくれる一面もあるだろう。無菌室にばかりいると,病気に対する抵抗力を失ってしまう。そういうわけだ。他,色々なことが言えそうだけれども,これ以上に掘り下げることは止めておこう。

 俺がだいぶ前に提示した「逆説の効果」を高めることができるとしたら,「クレタ人のパラドックス」という有名な哲学の逸話がヒントになると思う。

 以下に続くよ。