個別記事閲覧 Re: プロ野球・鯉の陣!U〈コメスレ〉 名前:ファイター・ドクトリン日時: 2018/03/20 18:03 修正3回 No. 124
      
 二・漫画やアニメだからこその出来る表現を捻りだしている。

 これは説明するに及ばないと思う。けれども、くどいようだけれども、小説にするには無理があるよ。

 ……、ふぅ。内容の予定を変えながら、ここまで書いたが。最後は補足だよ。

 広君は、おそらく「鯉の陣」を、アメリカ古典劇画のような「典型的な一話完結式のストーリー」にしようという構想や発想はないだろうと思うし、そうであるべきだと俺も思う。「大河のようなストーリー」を貫いていくべきだと思うよ。

 そして。俺は今回、「ストーリー構築における基本の大切さ」を、俺自身にも語り掛けるように議論してきたけれども。前回、俺は「逆説」とか「毒を盛る」等々の議論をしたよな。それらってのは、実は、短編の創作練習にも使える要素だと言えると思う。俺が以前書いた寓話の中にも、逆説とか毒とかの要素を入れといたつもりだ。ただし、長編の大河ストーリーを構築する場合は、「応用レベル」の創作技術が必要になるだろう。
更には、それなりの深いメッセージ性を備えなければ、「ただの長すぎる退屈な話」になりかねないんだ。その辺、「名探偵コナン」とか、「ドカベン」とかなんかは、すんごいよなw 作家さんの地道な努力に脱帽だよ。

 ……、う〜ん、今回は「漫画・アニメ」の話が主になってしまったが、小説を書く際にも考えておくべきことは多いと思うんだ。劇画であれ、小説であれ、物語詩であれ、「創作物」には変わりないんだから。要は、表現手段が違うだけだ。その意味では、表現手段を俺たちは分別して創作活動していきたいね。

 他にも色々書くべきことはあると思うが、くどくなるので、ここで終わりにしようと思う。一部、内容が削られてしまったな……。

 では、広君。鯉の陣完結に向けて、健闘を祈るよ。ごきげんよう。