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河田は従った。秀行は、大きく振りかぶってしなやかな腕の振りで投げた。しかし、西田はたまたままヤマを張っていた。乾いた打球音が響いた。彼の鋭いスイングでうち放たれた打球は、瞬く間にレフトポールに直撃。本塁打になった。秀行は、試合前に報道陣に向かって言い放った「公約」を裏切ってしまい、ガックリとうなだれた。雪ははっと思い、すぐさまマウンドへ駆け寄る。 「秀行く〜ん、落ち込まないで〜。ワタシあなたの暗い顔みたくないわ〜」 秀行は、そんな雪に対して「すみません、ユキちゃん……」と、弱い口調で返すのみであった。 「秀行く〜ん、元気出して〜! お願いよ〜」 雪は懇願するが、やはり切り替えは難しい。そこへ、岩尾がやってきた。 「む〜ん。真上君、どうしたのかな〜。どうしたのかなぁ〜」 秀行はキョトンとしてしまった。 「岩尾君……?」 岩尾は続けた。 「真上君、ただ一点失っただけ。また、今までの様に、三人を切ればいいだけ。一点じゃ、まだ試合の主導権は握られたとは言えない。公約にがんじがらめになってはダメ〜」 秀行はハッとした。三回一失点でも立派なものなのだ。後続を打ち取ればいい。まだ、三田には負けたことにはならない。 さらに岩尾は続ける。 「しかも〜、三田さんの手がガタガタ。これは、かなり握力消耗してる〜」 雪は驚いた。 「えぇ! 岩尾君、そんなことまで観察してるの〜!? うそーん、ワタシ信じられな〜い!」 秀行は、再び、そうかと思った。三田のスタミナがかなり消耗しているのだ。一方の秀行はまだ余裕がある。秀行は、ぽろっといった。 「この勝負……、勝てる……。ありがとう、岩尾君!」 「む〜ん。分かればいいよ〜」
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