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第十六章 久米島でのキャンプも残りわずかなったイーグルス。一軍、二軍とも紅白戦は計三回をこなし、選手達もだいぶ仕上がってきた。そして今日は北海道日本ハムファイターズとの練習試合である。とはいっても二軍同士の試合だが……。この試合は底良辺野野球場(そこらへんの・やきゅうじょう)ですることに。ちなみに今日の試合では秀行の先発予定はない。中継ぎで一イニング投げろ、と監督から言い渡されているのだ。この球場の近くには浜辺がある。南国特有の潮風が爽やかで、夏になると、澄んだスカイブルーの海を目当てに海水浴に来る観光客がぞろぞろとやってくるのだ。 さて、秀行たち二軍は日ハムより先に球場に着くと、準備体操をしてから早速ランニングを始める。選手たちのかけ声が球場全体に広がっていく。早くから席をとっていた観客がその一挙手一投足に注目していた。でも、今日の試合は二軍同士の試合なのに、なぜか内野の観客席と外野の芝生席が混んでいる。イーグルス一同は不思議に思っていた。 「ねぇねぇ、秀行君。キミ目当てと言っても、こんなに早くから混んでいるなんて不思議でありんすねぇ〜」 と、藤原は隣の秀行に疑問符を投げかける。 「それもそうだよな。今日の盛況ぶりは一軍並みだぞ?」 「緊張するよ〜。僕が登板することになったら……」 「それはねぇよ!」 緊張しておどおどしているそんな原田の肩にチョップしたのは三田である。 「育成選手で多汗・過敏症、しかも四球病のお前なんかに登板機会なんかあるわけないだろ」 「ひゃん! ごめんなさいです〜!」 すると、今度は木村が口を開いた。 「原田殿、恐れることはあってはならぬぞ! そなたには剛速球があるであろう」 至極正論だと秀行は思った。そうですね。原田君にも長所があるんですから、と原田をフォローした。その間、雪は四番を任されたことが嬉しくてルンルン気分で巨体を揺らしながら走り、岩尾は秀行たちの話には全然関心が無いようだったのである。
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