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試合は進んで、六回の表、最終回。ファイターズの攻撃。現在、楽天1−7日ハム。敗色濃厚である。イーグルス先発の永井(というのも、不振が続いていたので二軍調整を命じられたのだ)が、運河捕手の不手際なリードのせいもあって、三投球回で六失点という大乱調。中継ぎの無名な投手もソロホームランを一本打たれて首脳陣にアピールできず。唯一光っていたのが秀行であった。五回の表に登板し、三者連続奪三振という離れ業。球場を沸かせた。しかし、観客をいちばん盛り上がらせたのは伊東。三番に座った彼は、スリーランホームラン二本という化け物みたいな成績を残した。現在二死満塁。相手打者は、よりにもよって伊東である。打撃コーチの七転はあきらめて死んだ目つき。守備走塁コーチの太腹は腹が煮えくり返って今にも叫びそうだ。新固コーチは何度も首を横に振り、木本監督は厳しい表情を浮かべるしかなかった。しかも、悪いことは起こるときには連続するもの。ベンチ、ブルペンに待機していた投手たちが、今になって食あたりでダウンしてしまったではないか。腹をおさえながら楽天二軍投手たちは球場から次々と姿を消してゆく。残った投手は、彼しかいなかった。 「ええい! 原田、お前行ってこい!!」 怒髪天を突いた木本監督はヤケクソになって、原田の尻を蹴り、マウンドに行くように促した。原田は驚いて悲鳴をあげる。 タイム! ピッチャー原田! 普段温厚な木本が怒鳴り散らすように主審に告げた。原田は腰が引けたテケテケ走りでマウンドに向かう。この回からマスクをかぶった河田はそんな彼の姿にうんざり顔だ。 「よっよろしくお願……」 「しっかりしろや! ボケがーーー!!!」 つい河田は怒鳴ってしまった。その様子を見ていた運河は、「わかるわかる。でもな……」と苦笑しながらつぶやくのみ。
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