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しばらくしてから、横田は気持ちを整え、バッターボックスに戻った。そして、吉川を見やる。横田の目から見ても明らかに冷静になっているように感じられると共に、闘志に溢れている様にも見てとれた。その時、横田の体には緊張とは全く意味の違う力が、体を支配した。そして、三球目、カーブだ。これも外角低め。直球、スライダー、カーブとだんだん球速は遅くなる。緩急をつけているとはとても思えなかった。横田は一瞬ニヤリ。思い切り、振り切った。 その打球音は、「乾いた」というよりも、「轟く豪音」と言っほうがふさわしい。その打球は、滞空時間は長いが、みるみるうちにセンターフェンス直撃せんがごとく伸びていく。横田は長打を確信して、懸命に走った。もう打った球の勢いなど確認しなくてもいい。気づいたら、すでに三塁に到達。それと同時にセンターの糸井からセカンドの伊東へ中継が帰ってきた。一塁ランナーの小笠原もとっくのとうに、本塁を踏んでいた。巨人7−0日本ハム。横田は思わず叫び、拳をドームの天井へ突き上げた。場内の巨人ファンは一気に沸いた。その喜びは横田の体中を包み、さらに彼を高揚させ、自信を与えていった。 七回の裏の時点で、巨人が七点リード。そこで、原監督は動いた。そして、ウグイス嬢のコールが響いた。 読売巨人軍、守備の交代をお知らせいたします。ファースト、横田に替りまして、ボウカ―。八番、ファースト、ボウカー。背番号42。 その瞬間、札幌ドームの巨人ファンから、熱烈な声援が。横田は自ら進んでベンチから出ると、帽子をとって声援に応えのだった……。
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