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第十九章 中編 攻守交代のさなか、井本は機嫌が悪かった。 「クソッ、せっかくの俺の快投が……!」 ぶつぶつ文句を言ってマウンドに向かおうとしたらベンチに戻ってくる横田と目が。井本の目には、横田は生意気にもしれっとしているように見えた。井本はニヤニヤしながら思わず皮肉をいう。 へっ、結局ホームランを打てなかったじゃねぇか……。 すると、横田は聞こえていたのか、「それが何か?」と返してきたではないか。それが井本の癪にさわった。 「あぁ!?」 「まぁ、打つことに越したことはありませんが」 「てめぇ……!」 怒った井本は横田の胸倉を掴み、一触即発に。巨人の選手たちは冷や汗を流しながら緊張に包まれる。殺伐とした空気がおおう。原監督は、事態を重く見た。駆け足で近づく。 「こら、何やってる、やめるんだ!」 原は両者に割って入った。井本はバツが悪そうな顔をする。 「原さん……」 横田も同じだ。 「監督……」 原は神妙は顔をして続ける。 「喧嘩は試合が終わってからよそでしろ。だが、口げんか程度にしろよ? けがをされたらかなわん。そして、チームの輪が崩れたら元も子もないからな。巨人軍の選手として自覚した行動をとってくれ。分かったな? それでは井本、しまっていこう!」 「……、分かった、原さんよ……」 さすがの井本も原の言葉にはかなわないのである。しかし、これで腹の虫が収まったわけではない。彼はイライラズカズカとマウンドに登って行った。内野陣と捕手阿部は冷や冷やと額から汗を流しながら、緊張するばかりである。
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