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第二十二章 とある新設球場のブルペン内できれいな回転音を鳴らす直球は、キャッチャーミットに小気味よい音を響かせた。 「いいよ〜、ナイスボールナイスボール!」 ブルペンキャッチャーは、ニコニコしながらマウンド上の秀行をほめ、「もう一球!」と声を張り上げる。 「次、スライダーいきまーす!」 秀行はそう声にだし、ゆったりとした球持ちのいいフォームからキレッキレのスライダーを放る。これも捕手のミットを微動だにさせなかった。 「ナイスコントロール、今日も調子いいね〜!」 「ありがとうございます!」 今日の秀行の声はいつもより気合が入った力強いもの。それには理由がある。一つ目は、今日の試合、いわば「教育リーグ開幕戦」の先発を任されていること。二つ目は、ヤクルトの先発がなんと主力投手で「和製ライアン」の呼び声が高い小川泰弘であるという。(もっとも、怪我で出遅れたこともあり、二軍での調整を命じられたそうだ)さらに野田圭が、「二番・DH」でスタメン出場するということだ。彼ら二人の主力選手の前で結果を残せば、もちろん自信につながる。そして、将来一軍に上るための実績作りにもなるのだ。 「最後、高速カーブいきます!」 締めの伝家の宝刀は、いつにもましてキュッとした威力のある変化だった。しかし、捕手はいくらなんでも飛ばし過ぎではないかと心配に。 「飛ばし過ぎんなよ〜……」 「大丈夫ですよ。これくらい投げ込まないと小川さんと野田さんに勝てませんから!」 秀行は汗を拭いた後、意気揚々とブルペンを後にした。
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