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第二十六章 スタジアムの芝生席、内野席には、続々と観客が入り始めている。プレイボールまで残り一時間半、賑わいを見せているのだ。プレイボールは一時半の予定である。 この日の天気予報では、曇りのち雨、それが当たったのだろうか、とてもお日柄が良いとは言えない、厚く、暗い灰色の雲が空をおおっている、雨が降りそうだ。 さて、内野席には、かしましい三人組がそろって席に座り、食事をしながらおしゃべりを。真ん中には春生、そして、アパートで再会した古い親友の不知火朋子(しらぬい・ともこ)、さらに緑淵のメガネをかけた、いかにもおとなしそうで理知的な顔をしている女の子、後藤田育美(ごとうだ・いくみ)が両隣である。 「春生〜、お日柄が良くないよ〜、秀行さんの晴れの舞台が台無しだよ〜……」 朋子は嫌そうな顔をしながら春生の左肩をゆする。 「朋子〜、これくらいでわがまま言わないでよ〜、『アタシも行きたい〜!』って言っていたくせに……」 「むぅ〜……、春生〜、お天気になる魔法かけてよ〜、も〜う!」 「もう、朋子……」 「春生をそんなに困らせたいの、朋子」 落ち着いた顔で、育美。さらに続ける。 「野球選手もサッカー選手も、大降りの雨の中であっても、体動かして酷使しなければならない時もあるの、ただ観ているだけの私たちは文句をいわない、でしょ?」 「なによ〜、単なる冗談よ〜、まったく育美はジョークが分からないんだから〜……」 「はい、二人とも、これでお開きね!」 春生はここで割って入った。さらに。 「言い争っている暇があったら、とにかくお弁当食べてね、試合を楽しみ待つの、ね!」 朋子と育美は納得、この三人の中心にはいつも春生がいる、もっとも彼女自身にはそのつもりは毛頭ないのだが、いつも最後はまとめ役だ。
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