スレッド
一覧
新規
スレッド
ワード
検索
過去
ログ
ホームに
戻る
ザツダン
掲示板へ
記事観覧
> 記事修正フォーム
記事修正フォーム
題名
名前
コメント
秀行の一球一球に、観客席に座るすべての人々は興奮するばかり。しかし、秀行はまた首をかしげた。 「あれ……、なんだろうな……?」 また思わず口に出す。すると今度は運河も同じく疑うような表情で、打者をちらっと見た。当の沢玉のバッターは何事もなかったかのような面持ちである。考えてもキリがない、今度は同じコースにスライダーを投げた、絶妙に決まり、ストライク。しかし、秀行、運河にはだんだん不安が顔に。秀行はタイムを要求し、運河をマウンドに呼んだ。 「運河さん……、なんだか気味が悪いっすね……」 「あぁ、俺もそう思う……」 二人の声には歯切れ良さがなくなってきた。 「秀行よ、どうする、俺は配球を変えた方がいいと思うんだが……、しかし、どうすっかな……」 「決め球……、変えたいです、高速カーブをビシッと……」 「確かに、その方が打たれる心配はないな、しかし……、指と肘のスタミナ、それが心配だ、それを多投することになるからな、ただでさえ変化球を多く放っているのに……」 「運河さん、こんなことを言っちゃあ相手に失礼ですが、無名の沢玉相手に一点も取られたくありませんので、それで行きたいです!」 「……、そうか、分かった、締まっていくぞ!」 運河は右手で秀行の肩をポンッと叩き、18、44メートル先に戻って行った。そして、主審が甲高く「プレイボール!」と叫んだあと、外角低めのクサイところにミットを。サインは無論、高速カーブである。秀行は、首を縦に振り、目いっぱいに腕をしならせ、投げ込んだ。が、しかし。 ポコーン、という打球音が響き、流し方向に打球が飛んだ。初めてまともにとらえられた格好である。楽天ナイン、監督コーチ一同、観客は驚愕し、ボールの行方を追う、ライト方向に飛んだライナー性の打球は、切れるか切れないか、微妙。右翼手は懸命に追う。右翼線ギリギリに球は落ちた、一塁塁審は、すぐさま判定した。 ファール!
0文字/1000文字
文字の色
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
イメージ
パワプロくん
矢部くん
猪狩守くん
猪狩進くん
阿畑さん
早川さん
友沢くん
橘さん
六道さん
久遠くん(11,13)
犬河くん(11)
猫神くん(11)
絵里さん(11)
六道さん(制服)
蛇島くん(13)
みこさん(14)
ボール(イラスト)
野球用具
球場1
球場2
球場・喜び
球場・整列
甲子園・外
バッティング
バント
スライディング
ピッチング
キャッチャー
守備
打つ瞬間
審判
応援団
学校
教室
携帯電話
スマートフォン
パソコン
飛行機
管理者用
[
イメージ参照
]
URL
パスワード
(修正不可能)
クッキー保存