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運河がグイッと立ち上がった後、二人はベンチから出た。すると、ツカツカと足音をたててこちらに向かってくる人間が。白馬王子である。 「初めまして、真上秀行さん、吾が白馬王子です」 王子は気さくな様子だ。 「初めまして、真上秀行です。それはそうと、俺に何か用でも?」 秀行の眼光を鋭い。 「ハッハハ、そんな恐ろしい目つきで吾を見んでほしいな、秀行さん」 王子はあっさりした話しぶりだ。そして、話を続ける。 「ところで、秀行さん、貴方のライバルである横田真司とは対戦はできているのかね?」 「……、まだですが」 「いやいや、だからそんな怖い顔をせんでもね〜、ハハ! ……、そうか、貴方はまだ一軍に一度も上がっていないんだったのぉ〜、横田には先を越されているようじゃな!」 「……、なんだと!」 「おいおい、秀行、落ち着け!」 咄嗟に掴みかかろうとした秀行を運河は止めた。 「おおぅ、危ない危ない……、そんなに怒らんでもいいんだがのぉ〜。ただ、吾は、横田の坊やが貴方にプロの世界でもキリキリ舞いにされるところが見たくて見たくてたまらんのじゃ!」 王子はニヤニヤしている。 「何故ですか?」 怪訝そうに秀行。 「いい質問じゃ。ちょっと話が長くなるがのぉ〜」 王子によると、白馬コンツェルンと横田真司の父が経営している大企業、「横田グループ」は、ライバル関係にあり、国内でのもめごと、更には海外進出に関しても争いの種が尽きないのだという。つい最近では、民衆と従業員たちによる反日暴動が激化したこともあり、中国での事業を諦め、撤退を始めた二社は、新しい市場であるミャンマーでの事業展開、生産拠点進出を巡っての争いが新たな火種になっているということだ。 「……、とまぁ、そういうわけじゃ。……、あぁ、それと、その横田のライバルである貴方の実力も今日の試合で図ってみたくてたまらなくての〜、まぁ、楽しませておくれ。ではこれで!」 王子は、ほ〜ほほほ! と高笑いをしながらその場を去って行った。 「……、とことんむかつくやつだな、白馬王子って奴は……!」 「そうっすね、運河さん。絶対やっつけてやりましょう!」 秀行の心の中は沸々を燃え上がり始めていた。
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