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この日の試合はナイトゲームであった。夕時に、秀行も乗ったイーグルス一軍を乗せたバスが西武ドームに着くと、待ち伏せてい沢山のファンによって選手たちがもみくちゃにされたのだが、ファン達の目当ては無論、秀行に他ならない。いつも、ファンの視線を多く集めていた田中将大投手や、大活躍している「魔性の男」で大卒ルーキー三塁手の川又宗助は、この日だけは影に隠れざるを得なかったのだ。 イーグルスがシートノックの時間に入ると、秀行はブルペンで投球練習を。キャッチャーは、嶋だ。秀行はいつも通りにキレのある球をビュンビュ放り、嶋は「ナイスボール!」と威勢のいい声をかける。四十球くらい投げ終えると、秀行は休憩に入り、ブルペンを後にしようとする。そこへ。「なぁ、秀行!」 「何ですか、嶋さん?」 嶋は、気さくに訊きだした。 「秀行はいつも自分だけで投球を組み立てているみたいだけどさ、今日はどうする? 俺のサインに従うのか、それとお前が中心になって組み立てるのか」 秀行は即答した。 「投球の組み立ては俺に任せてください!」 確固たる自信である。 「……、そうか、じゃあ、そうしよう。ただし、よほど切羽詰まった状況になったら俺もサインを出すからな!」 嶋も、楽天の扇のかなめとしての責任を負っている。これくらいは強く言わなければいけないのだ。 「……、そうですか、わかりました。じゃあ、今日の試合、完璧に投げて見せます!」 「威勢がいいな、じゃ、頑張れよ!」 秀行と嶋は、固く握手。 そして、直後、自分のスマートフォンに春生からメールが来ていることに気付く。たった一言、「ファイトッ!」とだけ、つづられていた。秀行、心が燃えないわけがない。
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