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坂本の打球は、これを捉え、ライトへグングンと伸びてゆく。秀行は思わず「まずいっ!」と叫んだ。ライトスタンドに陣取るライオンズ応援団は、「ワァ〜!」と声をあげ、イーグルの選手たちは、ごくりと唾を飲む。果たして。 ライトを守る牧田が、フェンスギリギリ、モーニングゾーンで両手を上げて、打球をキャッチ。大飛球は、ライトフライとなった。秀行、ほっと胸を撫で下ろし、ベンチに戻る際に牧田とハイタッチ。 「ありがとうございますっ!」 「いやぁ、何、とにかく腕を振って投げろよ!」 威勢がよい牧田のかけ声だった。 それから、後続の二人も内野ゴロに仕留め、その後はこの試合、投手戦が繰り広げられ、一点が重くのしかかるような展開に。そのような調子で、八回を終えて、0-0のまま、九回を迎えた。 この回の表で楽天が点を取れば、秀行に完封勝利のチャンスが訪れる。楽天応援団の期待も大きかった……、のだが。西武の中継ぎ投手である十亀の威力ある直球に押され、楽天はまたしても点を取れず。そのまま九回の裏へ。楽天ベンチの空気は重くなるばかり。秀行に更なる重いプレッシャーがのしかかる。何せ、ゴールデンルーキーの初陣である。野手陣にはただでさえズシッとした重圧があるのに、点が取れないとなると、申し訳ない雰囲気がベンチに広がる。秀行自身も、この試合を粋に感じながらも、期待を込める世間の視線もあり、そし春生からもメールで声援を送られているのだ。当然重圧がある。ただ、秀行は、そのような自分に気合をいれ、九回裏のマウンドへ向かう。西武に回る打順は、二番、三番、そして四番「坂本亮」だ。 「二番、レフト、栗山巧。背番号1」 ウグイス嬢が、二番打者の名前をコールした。
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