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それから日々が過ぎ、十月の初旬となった。一軍、二軍とも消化試合を残すのみに。この日の秀行はオフである。とっくに朝になっていたが、今日はゆっくりと寝ていたいと思っていた。が。枕元のスマートフォンがいきなり鳴り出す。これは目覚ましのアラームではない。電話の着信音である。秀行はびっくりして目を覚ました。眠気も吹き飛ぶ。木本二軍監督からだ。 「もしもし、監督、おはようございます。ご用件は?」 「おはようというような時間帯ではないだろう秀行、時計を見てみろっ!」 電話越しからでもあきれた顔をしていることがわかるような声であった。秀行は壁にかけてある時計を確認する。十時半だ。 「すみません、監督……」 「いや、それはいいんだ。今日のお前はオフだからな。……、だが、話しはここからだ。重要な話だぞ」 「はい、なんでしょうか」 「星野一軍監督から直接電話があった。今週に仙台で一軍の最終戦があるだろう。西武戦だが、お前が先発することになった!」 「えっ!?」 秀行、仰天。 「驚くのも無理はないな……、だが、六月はあんな結果だった。リベンジができるぞ。粋に感じるべきだ。では、私はこれで失礼する。しっかり準備を整えておけよ!」 電話は切れた。秀行は、心が次第に熱くなっていくのを感じていた。そして、右手にぐっと強く力を入れてカーテンを開け,窓を開け、空を見上げる。快晴だ。相手の埼玉西武ライオンズは、秀行にとっては六月に屈辱を与えられた相手である。特に,あの坂本亮に。秀行、秋の空に向かい、リベンジを誓った。
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