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この試合は息が詰まるほどの投手戦になった。あの六月の埼玉での試合のように。秀行は何度か大きなピンチを背負うものの,何とか無失点で切り抜けてゆく。だが,相手投手である西武のエースピッチャーの岸も,圧巻の投球を見せる。彼も,無失点のピッチングを続けてゆく。試合はそのような調子で八回の表まで進んだ。無論,秀行はこの回もマウンドへ向かう。その彼の表情には緩みはない。 西武の一番打者の栗山が左打席に入り,構える。その彼の目つきは鋭い。緊迫した試合の雰囲気を物語るようである。 捕手の嶋は,まず様子を見るために外角低めのボールゾーンに直球を要求。秀行は頷いた。大きく振りかぶり,第一球を指先から放つ。様子見のためのボールであるために,若干力が抜かれた球となる。しかし。 栗山はなんと,その悪球に手を出してきた。目いっぱいに伸ばされた腕によってバットにボールが当てられ,流し打ちされたその打球は,レフトとショートの間にふらふらと漂う。レフトのジョーンズとショートの松井はその打球を追う。しかし,むなしくも両者の間にボールはポトリ。西武側のベンチ,そして応援席は沸いた。秀行は唇をかみしめる。 それからの秀行の投球に異変が起きた。打たれまいと思うがばかりに制球に神経質になってしまい,続く二番打者を四球で,更には三番の浅村には死球で歩かせてしまった。局面は一気に無死満塁となり,四番の坂本亮がゆっくりと素振りをしながら左打席へと向かってくる。波動のような威圧感を漂わせながら。
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