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第三章 一月某日 「仙台は寒いな……」 秀行はそう声を漏らさずにはいられなかった。慣れない東北、仙台の冬は関西出身の秀行にはこたえる。秀行は厚手のジャンパーに手袋姿、首にはマフラーを巻いている。しかし、それでも寒いのだ。 「さささ、寒いでありんす! この寒さは異常でありんす! 身体につきささるようでありんす」 体をぶるぶる震わせながら、藤原は騒いでいる。彼は油断して手袋をしてこなかった。そんな藤原は冷えた手に息を吹きかけている。 「秀行君、もっと温かい場所で自主トレをしたかったでありんす」 「まあまあ、藤原君、仕方がないよ」 秀行は藤原にそう諭さざるをえない。 「そんなに寒いかなあ?」 と、話し始めたのは岩尾結だ。彼も重装備だが、表情はケロッとしている。 「体を動かしていれば温かくなると思うけどなあ」 「そうよ!」 雪はそう相槌をうった。 「私達スポーツ選手なんだから、これくらいの寒さに負けてはいられないわよっ!」 さ、いきましょ、と雪は練習場へと向かっていった。秀行達も彼に連れられるように練習場に向かっていった。 これから秀行達新人選手は新人合同自主トレーニングを行うところだ。かれらは入団発表記者会見以来の対面である。無論、練習を共にするのはこの日が初めてだ。まず、手始めのストレッチをした後、ランニングが開始された。グラウンド内をぐるぐると何周もするのである。
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