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秀行は用を済まし、トイレから出ようとしていた。すると、そこに三田が現れた。三田は秀行を見るなりせせら笑う。秀行は彼を睨んだ。三田は開口一番こう言った。 「まさかスポーツ報知に載るとは。皮肉だな」 「だから何だってんだよ!」 秀行はそっけなく返した。 「貴様が元々好きな巨人軍の新聞に巨人の選手を出し抜いてお前が載った感想はどうだ? 嬉しかろう」 三田は秀行を馬鹿にするようにせせら笑った。 「そんなのどうだっていいさ!」 秀行は激高した。 「俺は巨人に復讐すると誓ったんだ。そこの新聞に載ろうが載らないが俺には関係ない!」 「ほう……」 三田は納得したように、うんうんとうなずいた。 「なるほど。じゃあせいぜい頑張るんだな」 三田は最後に「どけっ!」と言い秀行をどかすと、そのままトイレに入って行った。そのような三田の態度に秀行は機嫌が悪くなり、ぶつぶつと三田の文句を言いながら部屋に戻って行った。 「ただいま」 秀行がドアを開けると、藤原と原田が口をもぐもぐさせていた。二人は秀行を見てギョッとした。 「なに食ってんだ? 二人とも」 見ると、箱が開いてあった。 「おい、何やってんだ!」 藤原と原田はあたふたし、藤原が口の中に入っている物を急いて飲み込んで事情を説明した。 「ごめんでありんす! 僕たち箱の中身が気になって開けてみたら、豪華なビスケットがいっぱい入っていたでありんす。あまりにも美味しそうだからつい……」 「そうだよ。とても美味しいよー」 原田は相槌を打った。秀行はそんな二人にほとほとあきれ返ってしまい、ふつふつと怒りが込み上げてきた。 「まったく……、お前らいい加減にしろー!」 秀行は二人に襲いかかり、藤原と原田は一目散に部屋を出て逃げだし、秀行はそのまま二人を追いかけて行った。その様子をたまたま見かけた高崎は「こらー! うるせぇぞ!」と三人を怒鳴りつけた。この日の自主トレでは秀行は終始不機嫌であった。そうこうして、楽天久米島キャンプの日が近づいて来た。
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