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第五章 一月三0日、東北楽天ゴールデンイーグルス一行は仙台の大崎八幡宮本殿に向かっていた。仙台の中心街から少し離れているところにあるこの神社は、サッカーJリーグのベガルタ仙台も必勝祈願する所としても有名である。イーグルスの選手、コーチたち、そして監督はパリッとしたスーツ姿だ。皆引き締まった表情をしている。そのような中で、秀行は周りを見わたしていた。年輪のありそうな木々が立派に立っている。それらの中でも御神木は雄大で凛とした立ち姿であった。秀行は、それに見とれてしまった。 「これは神々しいな……」 思わずそう言葉を漏らした。 一同は境内に着くと、一斉に二礼二拍一礼し、シーズンの優勝そして日本一を祈願した。選手たちはそれぞれの思いを胸にしまい、シーズンの激闘を神に誓っただろう。タイトルを奪取したい。今年こそ復活したい。一軍に上がりたい。それらの願いを選手たちは絵馬に書いた。秀行は「新人王を取る」と大きく堂々とした字を書いた。 そして一同はバスに乗り、そのまま仙台空港へと向かっていった。 バスの中にて 藤原は秀行に話しかけた。 「秀行君、神社の絵馬に何を書いたんでありんすか? 『新人王を取る!』とでも書いたんでありんすか?」 秀行は、その問いにすぐに答えた。 「ああ。でも、新人王というのは祈って獲れるものではないよ」 「え?」 秀行は落ち着いた様子で話を続けた。 「新人王とか、その他のタイトル……、そして日本一というのは自ら取りに行くもんだ! 勿論巨人を倒すこともな! だろ?」 「ああ……」 藤原はそんなことを言ってのける秀行がとてつもなく立派に思えて、感心して言葉にならなかった。それからというものの、秀行はバスの窓の外の風景ばかりを見ながら考え事をしている様だった。藤原はそんな秀行を見て、物思いにふける表情を浮かべた。 一行は空港に着き、中でファン達の激励を受けた後にジャンボジェット機で一路久米島へむかった。
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