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「こらっ! 嫌名!」 その男は嫌名の腕を掴んだ。 「ウッ! 運河先輩」 嫌名は言葉を詰まらせた。嫌名を黙らせたその男は運河無志太郎(うんが・なしたろう)先輩、29歳である。 「嫌名、先輩だからと言って後輩を虐めていいというワケではないぞ! 早くここから立ち去れ!」 運河先輩は嫌名をそう叱責した後、嫌名はしぶしぶと去って行った。 「大丈夫か? 三人とも」 運河はそう三人に優しく声をかけた。秀行たち三人は彼に感謝した。 「ありがとうございます! 運河先輩!」 「本当に助かったでありんす!」 「お礼に何かさせてくださいぃ!」 すると運河は「ハハッ」と快く笑いながら三人をたしなめた。 「いやぁ、いいんだいいんだ! 当然のことをしたまでさ。君たち後輩には楽しく野球をやってほしいからな」 このように運河先輩は後輩ウケが良いイイ先輩である。 そうこうをしていると、木本二軍監督が「おーい、運河ぁ!」と大声を出しながら走ってきた。 「おい、運河、お前最近調子いいようだな! 明日一軍に招待されるぞ!」 「えっ?」 運河先輩は突然喜びを爆発させた。 「いいいいやったー! やったぞー 嬉しーい! 21世紀に入って初めていいことがあったぞー!」 秀行たち三人は思わず「はっ?」と声を出した。あっけにとられてしまった。 運河は有頂天になりながら三人に話し始めた。 「キミ達! いやあ人生何が起こるか分からないぞ! 信じていれば良いことがあるぞー! わかったな? じぁあな!」 運河先輩はルンルン気分でその場から去ろうとした次の瞬間! グキッ!! 「ウッ! ウワ―!」 「運河せんぱーい!」 三人は思わず運河に駆け寄った。その後、彼は検査で半月板を損傷したことが発覚し、運河先輩の一軍昇格は頓挫してしまったのであった。お見舞いに行った秀行たちは終始がっかりしていた。肝心の運河は笑っていたが。
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