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「……」 秀行は無言になってしまった。しばらく、静かで暗い場の雰囲気に。雪はその場の状況を何とか変えようとせざるを得ず、秀行の所に歩み寄り、申し訳なさそうに「ごめんねぇ〜」とオネェ口調で詫びた。 「秀行く〜ん、ワタシの悪送球のせいで……、ワタシ守備下手なのよ〜」 秀行は、その雪のフォローで大分気が楽になったのだった。嬉しかったのだ。 「いいんですよ、ユキちゃん。でも……」 「でも?」 雪はきょとんとする。 「あなたのミスはこの俺が取り返して見せます!」 雪が矢が心に突き刺さったような表情を浮かべた。自信満々の目つきで雪に言ってのけた秀行。雪にとってはそんな彼がカッコよくてカッコよくて、心臓がバクバクバクバクし始めた。 「秀行くん……」 「ん? なんすか?」 秀行が疑問を呈したその刹那だった。 「カッコイイイイイーーーーーー!!!! ワタシの彼氏になってー!」 雪が急に抱きついてきた。笑い声が球場全体を包む。細い秀行は、そのパワフルな巨体に締め付けられながら気色の悪い思いをしたのだった。しかし、「すみません」と言ってしまうと、彼を傷つけることになってしまう。 「ユキちゃん、やめて! やめてください! 申し訳ないですけど、俺そんな趣味ありません!」 すると、雪は、みるみるうちにショックで青ざめた顔になり、「ああぁ……。そうなの。そうなのね……。ごめんね。秀行くん普通の男の子だもんね……」 雪はとぼとぼと守備に戻ろうとしていたところ……。 「ユキちゃん、すみません。悪気はなかったんで……。今はとにかく試合に集中しましょう!」 秀行のせめてものフォローだった。雪はそんな彼を見て、再び惚れたような表情を浮かべたのだった。
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