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確かにそうだ。 初回裏、郁栄の1番打者は初球のストレートを三塁側に転がして一塁へ到達。続く2番打者への初球で走者はニ盗し、3球目できっちり送られて1アウト3塁になった。そこからクリーンナップに2連打を浴び、犠飛を上げられて初回に2点を失ったのだ。 「東北随一の名門ともなるとルイでも打たれるか、くらいにしか考えてませんでした」 「井田くんが言うように、ここまでのスコアは単純な力負けだという可能性はある。あるいはルイの調子が今一つなのかもしれない」 特にルイの調子が悪いようには見えない。 「もう一つの可能性は、郁栄側はバッテリーを事前に分析していて、青葉高校側はある程度の対策を練られたというものだ。少なくとも初戦のシード校との試合は記録されていただろう。順当に考えれば、今日ここで彼らと戦っていたのは春ベスト4の石ノ巻工業なんだからね」 「郁栄の打者は準備ができているんですね。彼らはそもそも球速通りの球が来るとは思っていない。だからルイは上位打線を抑えられないのか。しかし2回は三者凡退で切りました」 「下位の3人に17球も使ってね。初回は6番まで回って14球だったんだ。郁栄は状況によって早打ちと待球を使い分けているんだと思う。早い話が郁栄は青葉高校用の作戦を練ってきている。初球にセーフティーを仕掛けたことも、その直後に盗塁を成功させたこともギャンブルじゃない。バッテリーへのゆさぶりなんだよ。1順目、全員が凡打に終わったことも対策がとられたんだろうね」 学生時代の利央は確かサッカー選手だったのではなかったか。 「少なくともルイは、初期の段階でそれに気づいただろうと思う。盛んに首を振っているのは、配球パターンを変えようとしているからだ。あの捕手は事態に対応できてないがね」 追加点が入った3回裏の守りでは後藤勇のフィルダースチョイスが記録された。 茹だるような暑さの下、青葉高校の攻撃は相変わらずの凡退に終わり、マウンド上に再びルイが現れた。 「だからといって3点を追う展開じゃあ、3番の後藤君を外すわけにもいかないのさ。ベンチが動かない間にもバッテリー間のズレは大きくなっている。ほら見てみろ、また首を振っている。彼が立ち直るとしたら6番から始まるこの回を3人で抑えて、5回裏の先頭を9番にしたいんだが」
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