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4 「鳥肌立ったぜ、昨日のピッチング。とても中二日でマウンドに上がった投球じゃなかったぜ」 「へへっ、そりゃどーも」 明治スタジアムそばにあるパイレーツの室内練習場。菅浪と江ノ本和馬(えのもと・かずま)はストレッチで身体をほぐしながら、前日の一戦についてだべっていた。昨日は有り余るほどの快晴だったのだが、今日は一転して大雨。屋根に当たってしぶきをあげた音が、大量に、ひっきりなしに響くほどだ。試合中止のアナウンスが流れたのは今から数時間前のこと。どうやらこのカードの最終戦は、シーズン佳境の10月頃に持ち越されるのだろう。 「そう言えば初回の159キロの計測、見てたの?」 「もちろんよ。でも明スタだから軽く見られてるだろうな。もっぱらガンの速度を水増ししてるって言われてるし。俺に言わせりゃ、ガンの表示より現物の方を見てほしいけど」 「本当にやばかったもんな。昨日の翔也は」 「ああ。相手がビッグスターズだとか昨日負けてまずい状況だとか、そんなの全然気にならなかった。たぶんテニスラケットで迎えうたれても打たれる気がしなかったね」 それだったら網ごと引きちぎっちゃってるかと考えて、菅浪は笑ってしまう。 「和馬はあさっての中京戦、投げるの?」 ひょいと指先で投げるようなジェスチャーをして、江ノ本に尋ねた。菅浪と江ノ本は5年前にイレーツに入団した同期同士だ。菅浪は華々しくドラフト1位で、江ノ本はひっそりとドラフト5位で指名された。宮城県の宮城第一高校から社会人野球を経た菅浪と、千葉の楢志野(ならしの)高校から東都の大学野球を経た江ノ本。プロ入りする前の経歴は互いを結びつける共通点すら無い。しかし同い年という縁があったので、出会ってからすぐに仲良くなった。今では共に先発ローテーションの役割を担い、下の名前で呼び合うほどの親しい仲を築いている。 「おいおい、そうだったら今頃は名古屋に居るぜ」 江ノ本は苦笑しながら、話を続けた。
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