スレッド
一覧
新規
スレッド
ワード
検索
過去
ログ
ホームに
戻る
ザツダン
掲示板へ
記事観覧
> 記事修正フォーム
記事修正フォーム
題名
名前
コメント
橘がここまで言ったところで、何やらフィールドがざわつき始める。藤沢球場のスタンドも騒然となり、収拾がつかない事態になりそうな雰囲気がこみ上がってきた。何事かと驚いた菅浪は、反射的に椅子から立ち上がって、バッターボックスに目を向けた。 なんと6番打者として打席に立っていたはずの小山内が足首を抱えながら、地でのた打ち回っているではないか。どうやらファウルボールを身体に打ちつけた自打球を、スネの一番痛い所に喰らったらしい。それはそうと、彼の表情はその痛ましさがこちらにも伝わってくるほど、険しさで充満されている。少し前にはさも当然のように握っていたバットは小山内の手にはなく、かわりに両手でバッテンを示すジェスチャーを、ベンチに向かって発信していた。 「うへっ、マジかよ」 頭の中で不意打ちをくらったかのように、菅浪は呆然となってしまう。しかも、プレー続行不可とまできた。代えのキャッチャーは居るには居る。だがリードが合うか合わないかは、蓋を開けてみないと分からない。 小山内とは配球の面で折り合い付かずなのは確かだが、奴より上手くフィットするかどうかは不透明だ。どうやら、今日はことごとくツイてなさそうである。マネージャー2人の手によってタンカで運ばれていく小山内の姿を凝視しながら、腕を組みつつ静かに腰を下ろした。
0文字/1000文字
文字の色
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
イメージ
パワプロくん
矢部くん
猪狩守くん
猪狩進くん
阿畑さん
早川さん
友沢くん
橘さん
六道さん
久遠くん(11,13)
犬河くん(11)
猫神くん(11)
絵里さん(11)
六道さん(制服)
蛇島くん(13)
みこさん(14)
ボール(イラスト)
野球用具
球場1
球場2
球場・喜び
球場・整列
甲子園・外
バッティング
バント
スライディング
ピッチング
キャッチャー
守備
打つ瞬間
審判
応援団
学校
教室
携帯電話
スマートフォン
パソコン
飛行機
管理者用
[
イメージ参照
]
URL
パスワード
(修正不可能)
クッキー保存