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投手はノーワインドアップからカーブを投じた。ボールからストライクになるいいコースだった。 しかし、兼村はそのボールを完璧に捉えた。打球はレフト線に沿って真っ直ぐ飛んで行った。 ポールより内側を通った。しかも、フェンスを越え後ろにあるネットにライナーで突き刺さった。 ツーランホームランだ。兼村はゆっくりとダイヤモンドを一塁、二塁と回った。このホームランは高校通算21本目。 しっかりとホームベースを踏んだ。その踏んだ先には桐生が待っていて、ハイタッチを求めていたので力強く手を叩いた。 「雄大が怪我さえしなければ去年の夏も秋も甲子園に行けてたかもしれないのにな〜」 藤井がネクストバッターサークルに向かう準備をしながら呟いた。その呟きに大野が反応した。 「それな! 投げれば140キロ近いストレート投げれるし、打たせればバカスカ打つし、マジでこいつ最強だよ」 兼村は高校2年の春季大会で膝を故障し、夏の大会と秋の大会に出場することが出来なかった。もし兼村が怪我をしていなければ、舞空高校はもっと上位に食い込めただろう。 五番の向井は追い込まれて四球目のカーブを引っ掛けファーストゴロ。 ワンアウトで続く打者はキャプテン藤井、右打席に入った。今日はチャンスで一本打っている。 初球のアウトコースへのストレートを自信を持って見逃した。際どいがボールの判定。 二球目も同じ球だった。また際どいがボール。ツーボールと有利なカウントとした。 結果としては七球投げさせてフォアボールを選んだ。藤井は勝負強いバッティングと選球眼の良さが特徴だ。そして守備面でも非常に優れており捕手も出来るなどと頼れる選手だ。 今日は続く打者の七番で一年生の田中が入学するまでは大野とバッテリーを組んでいたが藤井の本当のポティンシャルを発揮するにはサードが一番ということで、捕手というポジションを田中に任せ、本来のポジションのサードに戻ったのだった。
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